年下彼氏に大学卒業までセックスはお預けと言ったら、見抜きされてしまって…♡ (ページ 2)

 あれから奏士郎はうちに泊まるたびに見抜きをするようになった。

 今もベッドに座って、私を凝視しながら熱心に扱いている。

 その熱い眼差しに、触れられてもいないのにこちらの身体まで熱くなってくる。

「安珠さん、安珠さん…! あ、出そう、出ちゃいます、安珠さん…」

「ほら、きちんとティッシュに出すのよ?」

「は、はい…うっ…」

 びく、びくっ、と震えながら奏士郎は長い吐精をする。

 私を想って吐き出されたのだと思うと、どうしても意識してしまって、私はぞくぞくするのを顔に出さないように努力した。

「よく出るのね」

「す、すみません!」

「謝らなくていいのよ、若くて健康な証拠だもの。スッキリするまで好きなだけ出していいのよ」

 奏士郎は一度ではスッキリできないと、経験上わかっている。それに前みたいに一度で終わらせて無精させても可哀想よね。

 頷いた奏士郎は少し体を近づけてくるものだから、ドキッとして思わず膝を擦り合わせてしまう。

「安珠さん、いい匂い…すき、好きです、好き…あの、む、胸、もうちょっと見たいです、だめですか?」

「もう…私だって恥ずかしいのよ?」

「すみません…あの、でも、ちょっとだけ…前に見せてもらった、その、乳首が…すごく可愛かったので…」

 奏士郎がじっと見ているそこは服の上からぽちりと見える私の乳首だ。

「もう、あなたが言うから、ブラだってしてないのに。服の上から見るだけじゃ我慢できないの? まったく、触ったらだめですからね? ほら…はい、どうぞ」

「あぁ、かわいい…綺麗だ、触ったり、舐めたりしたら、どんなふうになるんだろう…」

「だめよ、卒業するまでの我慢でしょう?」

 悔しそうに頷きながら、奏士郎はすぐに復活したものを扱きつつ、はあはあと荒い息を吐く。

 その息が肌に触れて、ん、と思わず声が出そうになってしまう。

 奏士郎の私のことが好きで好きでたまらないという必死な顔を見ていると、思わず「いい子ね」と頭も硬くなったそこも撫でてあげたくなってしまう。

 我慢よ、我慢、と自分に言い聞かせていると、とろんとした目で顔を近づけてきた。

「あの、キスだけ…」

「ええ」

 返事をするとすぐに、ちゅ、と唇を重ねられる。

 熱い舌でなぞられて、口の中に入れてあげたくなるけど、それはできない。

 だって、私も我慢できなくなってしまう…

「…う、で、でます、ぅ」

 いい子に宣言してから出した奏士郎はまだ物足りないという顔をしながらも、息を整えて立ち上がった。

「ありがとうございました。風呂、入ってきます」

「ゆっくりしてらっしゃい」

 奏士郎が部屋から出て行くのを見守り、足音が聞こえなくなったところで、私はもう耐えきれず、自分のそこに指で触れた。

「ぁああんっ!」

 

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