夜の帳が下りた路地裏の居酒屋で、絶対秘密の同僚同士の恋 (ページ 2)
潤はわざわざハルを家まで送ってくれた。
(家、こっちじゃないのに…)
「ハル今日は楽しかった!ありがとな!」
「こちらこそだよ!家まで送ってもらっちゃって」
「んじゃおやすみな」
そう言って潤はハルのおでこにキスをした。
(…!?)
驚いて潤を見上げると照れたようにはにかんだ彼がいた。
こんな顔初めて見た…。
「わりぃ、ハル可愛いなーって思ってたらつい…」
じゃっ、また会社で…!
と足早に去ろうとする潤の手を掴んだ。
「…今ので終わり?」
「おま…そんな顔でそんな事言うなよ…」
そういうと潤の中でなにかが外れたようで、ハルを抱きしめた。
「俺、お前に彼氏なんか出来てほしくないし、友達も紹介したくない」
そう言うと唇を重ねてきた。
「ンンッ…潤…」
酔っている事も手伝って、それはとても気持ち良くてふわふわするキスだった。
「コーヒーでも飲んでってよ!」
恥ずかしさを誤魔化すように私はそう言って潤の手を引いた。
*****
「どうぞ……」
鍵を開け、玄関を開け、そう言い終わる前に潤に壁に押し付けられた。
「フンンッ…潤…」
チュッ…レロレロ…チュッ…
「ンンッ…」
(潤がこんなエッチなキスするなんて知らない…!)
「なあハル。いくら俺だからって油断して家上げちゃだめだろ」
聞いたことないくらい低い声で潤がそう言った。
その低い声にきゅんっと子宮がうずいてしまう。
そう言うと潤はさっきよりもっと激しく舌で犯しながら胸を鷲掴み、激しく揉んだ。
「ンンッ…潤…?」
「お前おっぱいふわふわ」
そう言って胸に顔を埋めながら、スカートの中に手を沿わしてきた。
「玄関でこういうのってなんかエロいな」
いたずらっぽく笑う顔が少年みたいだった。
「なぁ、大人っぽい服ってどんなの買ったのよ。見してよ」
「ンンッ…潤っ…」
潤は普通に喋り続けるが、私は潤の指先の優しくてくすぐったい絶妙なタッチにそれどころではなかった。
「なーに可愛い声漏らしちゃってんの。あんまおっきい声出すと外に聞こえちゃうよ?ここあんまドア厚くないっしょ?」
そう言いながら潤の指先はストッキング越しに私のアソコをそーっと撫でる。
「熱くなってんね♡」
そう言うと潤はストッキングを優しくおろし、ショーツの上から、強すぎず、それでいていやらしい指使いで秘部をそろそろと撫でてきた。
「ねぇ潤…」
「何?やめて?それとも、もっと?」
お酒と気温と、潤からの刺激が重なって私の身体はかなりほてっていた。
「もっと…」
「…!お前さ…!」
クチュクチュクチュ…
潤の指先がショーツの中へ、そして私の秘部を犯す。
「あぁぁ…潤…」
「ハルお前びっちょびちょじゃん」
「ダメ…ンンッ…やぁ…そこ…ンンッ…」
潤の細くてきれいな指から与えられる刺激に私は身をよじった。
「ハルがこんなになる子だったはなぁ〜」
そう言いながら指を動かす速度をまた上げた潤。
「潤…潤…!あっぁあ…ヤダ…イッちゃう…!」
「あぁぁぁぁあんんん…!!」
潤の首にしがみつきながら私は果てた。
「あぁ…ごめん…ごめんなさい…」
こんな姿を見せてしまった事に対してなのか、潤の指を汚してしまった事に対してなのか、何に謝っているのかわからないが私はそう繰り返していた。
「謝んなくていいよ、可愛かったし。」
潤がこんないじわるな顔をするなんて知らなかった。
「なぁ、上がっていいかな?この続きしたい…」
「潤がしたいなら…どうぞ…」
内心は期待に胸を膨らませながら潤を家に上げた。
まだまだ2人の夜は終わらない。
そして今夜、同期の彼らはオトコとオンナになった―
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