彼氏が遅刻したので時間を潰していたらたまたま会った人とトイレで…

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彼氏が遅刻したので時間を潰していたらたまたま会った人とトイレで… (ページ 1)

「え!いま起きたの!?もう久しぶりのデートなのに何やってるのよ!!急いで来てよね!!」

灯里は大きなため息をつきながら、スマホを切った。

今日は彼氏とデートの約束をしていたのだが、その肝心の彼氏が寝坊で遅刻となったのだ。

(でも、あいつの家からここまでって結構時間がかかるし、それまで何してようかな…)

灯里が悩みながら周囲を見渡していると、ゲームセンターが目に入った。

「そうだ、久しぶりに遊んでみようかな」

灯里はゲームセンターに入ると、様々なゲームを見回った。

そして彼女が目をつけたのはクレーンゲームだった。

(あ!あれ欲しいな!)

早速お金を入れてクレーンを動かすが、なかなかうまくいかない。

「あっ、落ちちゃった」

灯里は再びお金を入れるが、やはり失敗してしまう。

「うう…もう一回だけやってみよう」

彼女が再びチャレンジしようとすると、突然声をかけられる。

「よかったらそれ、取ってあげようか?」

振り返ると、そこにいたのは同世代の男性だった。

顔立ちが整っていてモデルと言われても通用しそうなルックスで、思わずドキッとしてしまう。

「いえ、そんな…わるいです」

「気にしないでいいよ。こういうの得意だし」

男性は慣れた手つきでクレーンを操作すると、見事にぬいぐるみを取ってくれた。

「はい、どうぞ」

「わぁっ!すごい!!」

灯里は感激してぬいぐるみを抱きしめると、男性にお礼を言った。

その時彼のスマホが鳴り、その画面を見た彼の顔が曇る。

「…マジかよ」

「どうしたんですか?」

「それが、遊ぶ約束してた友達が遅刻するって連絡が来たんです…どうするかなぁ」

男性は困った顔をしている。

「…あの、もしよかったら私と時間を潰しませんか?私も、彼氏が遅れてくるんです」

「そうなの?それじゃあ、お願いしようかな。あ、俺の名前は祐介。君の名前は?」

「私は灯里といいます」

「いい名前だね、よろしく灯里ちゃん」

こうして二人は、一緒に時間を過ごすことになったのだ。

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