ソロキャンプを楽しんでいたら、近くのイケメンと意気投合♡お酒に酔った私達はテントの中で…♡
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ソロキャンプを楽しんでいたら、近くのイケメンと意気投合♡お酒に酔った私達はテントの中で…♡ (ページ 1)
「…楓ちゃん」
彼の大きく分厚い手のひらが私の頬を滑り、熱っぽい瞳に欲に濡れた女の表情をした私の顔が映っている。
自分とは思えない程、発情しきった表情の自分が恥ずかしくて、思わず視線を逸らしてしまう。
だけど、そんな私の顎を器用に指先で持ち上げ、彼はまた私の唇に啄むようなキスをした。
ちゅ、ちゅ…っ、ちゅぷ…っ
段々深くなる口付けと、静かな夜に響く水音…そして僅かに聞こえる鳥の鳴き声。
それらの音を聞きながら、私の意識はぼんやりと彼との出会いを思い出していた。
*****
週末の休みを、趣味のキャンプに使うことに決めた私は1人分の荷物と共にこのキャンプ場にやってきた。
女性1人でも安心して過ごせる治安の良さを重視して選んだここは、口コミに違わずのどかな雰囲気だった。
そして、見晴らしの良い場所にテントを張ることに決め、荷物を下ろし、いざテントを…と思ったのだけど。
「…なんか、うまくいかないなぁ」
実は、ソロキャンプをするのは今回が初めての私は1人でテントを張ることに大変苦戦していた。
不器用というわけでは無いけど、慣れないせいかうまくテントが張れない。
そんな私に声を掛けてくれたのが、大河さんだった。
あっという間に綺麗に組み立てられたテントに、感嘆の声をあげて、お礼に夕食をご馳走させてくださいと申し出たのだった。
焚き火を囲んで、お酒を飲むうちに、私はどんどん彼に惹かれて行った。
そして…気付けば彼の顔が近付いてきて…私達は自然に囲まれた空間で熱いキスを交わしたのだった。
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