妻を貸し出すことが趣味の旦那は、SNSで出会った男性に私をあてがって…
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妻を貸し出すことが趣味の旦那は、SNSで出会った男性に私をあてがって… (ページ 1)
「あんっ、あなたっ!!ごめんなさ、だめええっ!!」
「ほら、俺よりもこの男のほうがヨかったんだろう?もっと締めろ。ちゃんと俺を悦ばせないと、セックスは終わらないぞ」
「はっ、はいいっ、ごめんなさい…っ!!」
貴美は、夫に今日も辱められている。
広い寝室に、プロジェクターで流れているのは…ほかの男と貴美が愛し合っている映像だった。
貴美が浮気をしているからじゃない。…これは、夫の趣味だった。
*****
夫の異常な性癖が発覚したのは、2か月前。
夫はいきなり会社の後輩を連れてきて、そのまま貴美は訳も分からず後輩と行為に及んだ。
その様子を、夫は興奮した様子でこの模様を撮影していた。…まさしく異常な空間だった。
貴美は夫に見られているということもあって、全く行為自体に快感は覚えなかったが、夫のその狂気に、少し怖気づいてしまっていた。
そしてその映像を毎晩流しながら、自慰や貴美を辱めて、自分の性欲を満たしているのだった。
*****
そしてある日のことだった。
「貴美」
「はい?なんですか?」
「…週末、この男と会ってきてくれないか」
「…?」
夫から唐突に見せられた画像の男は、筋肉質で、とても若そうな青年だった。
「…この人、誰なんですか?」
「…俺のような、妻を貸し出すことを趣味としている人が集まるサイトで知り合った男だ。話はつけてあるから、来週、Rホテルへ向かってくれ」
「そんな…っ、貸し出すだなんて、モノみたいに…」
「…貴美?しかしお前は俺の所有物なんだよ。…前も俺以外の男とシたとき、…無意識にヨがっていたくせに」
「…っ、そ、それは…」
しかし、夫の言う事は、あながち間違いではなかった。
2か月前の、夫の後輩に寝取られた時も、無意識のうちに貴美には新たな性癖が生まれようとしているのをかすかに感じていた。
貴美はそれに反論することもできず、ただ顔を赤らめ、俯くしかなかった。
「いいか?わかったら週末、この男に会いに行くんだ。…名前を、淳という」
「…淳、さん…」
しかし、貴美はどうにも隠せない期待をしてしまっていた。
…こんなに若い男と、セックスができるなんて。
そんな気持ちを抑えながら、貴美は「はい」と返事をした。
*****
週末。淳と会う日がとうとう来てしまった。
貴美は、夫に「これを着て行け」と言われ、いつもの服装の中に、年甲斐もないセクシーなランジェリーを身にまとっていた。
ホテルの最寄り駅に付いた貴美は、淳を待つ。
ドキドキとしながら何もせず、じっと待っていると、後ろから声をかけられた。
「…貴美、さん?」
「…あっ」
振り向くと、スーツ姿の男性が立っている。…淳だ。
身長は、すごく高い。180cmくらいはあるだろうか。写真通り…いや、写真よりもはるかに男前な顔立ちをしていた。
なぜスーツなのかは、よくわからなかったが、彼はニコリと笑みを浮かべ、貴美を促した。
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