彼の裏アカが発覚!浮気された腹いせに裏アカ男子を狩ってみたら、逆襲されちゃって…
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彼の裏アカが発覚!浮気された腹いせに裏アカ男子を狩ってみたら、逆襲されちゃって… (ページ 1)
「あんっ…イくぅ…イっちゃう…あぁあああっ…」
「うはっ…朔良のあそこ、すげえ締まるっ…俺もイくっ」
ああ、やっとイってくれたと思い、膣の力を抜いて、彼の背中をぎゅっと抱きしめる。
「朔良、本当にイった?」
「え?うん」
「嘘だろ」
彼とつきあい始めて2回めのエッチから、ずっと同じ演技をしているのに、なんで突然疑われちゃったんだろう?
「嘘じゃないってば。すごく気持ちよかった」
エッチはそれなりに気持ちいいので、中イキできなくても特に不満はない。
「今日、これから出かけるから…」
「え?ゆっくりできると思ってたのに」
「ごめん、急用ができちゃって…シャワー浴びてくる」
これからだらだらイチャイチャしながら、この一週間にあったことを話し、夕方買い物に行ってふたりで料理をする、というのがいつもの休日の流れなのに、何かがおかしい。
出かけるってことは、帰れってこと?
浮気か?
スマホのパスコードは、難なく突破。
わかりやすい奴め。
え、今日の夕方、女と?
見たこともない偽名プラス@奉仕系S男って?
嫌な予感がして、SNSのアプリを開けてみる。
うわっ、裏アカ発見。
どんな女性でも連続イキさせます。DMください。だって?
DMを見る。
―いっぱいイかせてもらって、彼氏とするよりずっと気持ちよかったです。
今日会う予定の女とは別の女のようだ。
シャワーの水音が止まったので、慌ててスマホを元の位置に戻し 、帰る身支度をした。
パンストを穿くときに、慌てて右手の薬指にはめた指輪を引っ掛けてしまう。
彼からプレゼントされたさくらんぼのデザインの指輪で、すごく気に入っているのだけど、形が複雑なので、気をつけないとあちこちに引っ掛けてしまう。
「朔良、もう帰るんだ」
「うん」
「仕事忙しくなるから、しばらく会えないかも」
奉仕系S男の仕事かよ。
「わかった。じゃーね」
出てくるのは深いため息ばかりで、涙すら出てこない。
*****
「写真よりずっと可愛い子でよかった」
篤志くんはフォロワーが1000人ほどいる裏アカ男子で、得意技は潮吹きと中イキ。
がっちりした体型とは不釣り合いな、柔らかなトーンで喋る人で、優しそうなくまさんっぽい雰囲気の人だった。
これから私がしようとしていることを考えると、ちょっと可哀想に思えてしまう。
持ち物に抜かりはない。
ベッド用の拘束具と、スクリュートップの瓶入りのレモンサワーは違うラベルのものを一本ずつ。
一本だけ砕いた睡眠導入剤が仕込んである。
彼の裏アカが発覚してから、夜眠れなくなって、クリニックで処方されたものだ。
それからスマホのパスコード解除アプリを入れたパソコン。
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