ダイエットを始めたら、なぜか溺愛彼氏に甘〜い言葉責めを受けて蕩けちゃいました…♡
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ダイエットを始めたら、なぜか溺愛彼氏に甘〜い言葉責めを受けて蕩けちゃいました…♡ (ページ 1)
「わ…また増えてる」
脱衣所にある体重計に乗って、表示された数字に思わず驚きの言葉をあげる。
ここの所、友人との飲み会、記念日、イベント、会社の飲み会等が重なり、断りきれずに暴飲暴食を続けた結果なのだけど、正直かなり落ち込んでしまう。
すっかり意気消沈した私に、目の前の洗面台に映る自分の姿が更に追い打ちをかけて来た。
前までなかった筈のお肉が…ついてしまっている。
そんな自分の姿を目の当たりにした私は、今度こそ絶望のため息を吐き、そして決意した。
ダイエットを再開しよう、と。
*****
「…と、言うわけで今日からダイエットを始めます」
「ん?そんなに太ってないと思うけどな…」
「数字は嘘をつきませんから!確実に太ったの、この辺とか…お肉がついちゃってるし…」
「そう?俺は気にならないよ」
「奏が気にならなくても、私が気になるの!とにかく、ダイエットするから、私の食事は別メニューにするね」
そう言って、ネットでヘルシーレシピの特集を調べようとした私の手首を彼がぐっ…と掴んできた。
「な…なに?」
「深雪はそのままで可愛いから、ダイエットなんてしなくていいよ」
「でも…気になるし…」
「俺が、深雪の可愛いところ教えてあげるよ…一つずつ、ね?」
「え…ちょっと、奏…?」
そうして手首を掴まれ、肩を押された私は呆気なく奏に押し倒されてしまったのだった。
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