偶然再会した幼馴染みが超美形営業マンに!?そのままホテルで秘密の初体験
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偶然再会した幼馴染みが超美形営業マンに!?そのままホテルで秘密の初体験 (ページ 1)
深夜0時すぎ。ふと、後ろから優しく抱きしめられた。
「ずっと、忘れられなかった」
そう、幼馴染みに耳元で囁かれて。
*****
人数合わせで、同僚と異業種合コンに参加した私。そこにやってきたのはイケメンばかりだった。ただ一人だけ、見覚えのある人がいて。
「…夕陽?」
「え。もしかして、結衣?」
約十五年ぶりに再会した私たち。赤ちゃんの頃から一緒で、小学校卒業までずっと一緒にいた。それからは一度も連絡を取れてなかったけれど。こうして、また偶然にも再会するなんて。
それから早めに二人で合コンを抜けて、喫茶店で大いに盛り上がった。だけど、その後の川沿いの道で、不意に抱きしめられたのだった。
「な、何してるの。…離して」
「離さない。離したらきっと、また会えなくなるから」
「そんなことないよ。またどこかで…」
「どこかで、じゃダメだ。ずっと、俺のそばにいて欲しい」
そう言われ、ドキッと鼓動が強く打った。それに加えて触れられているところが、妙に熱くて。彼の鼓動も背中越しに伝わってくる。
「わ、私、そろそろ終電が」
「乗せないよ。このまま、ホテルに行くよ」
「え…?」
どういうつもりか分からないまま、私は彼の言われるがままついて行った。
*****
「ふぅん、レビュー通りの綺麗さだな」
夕陽は部屋に入るなり、全体を見回してそう言った。
「…これから、どうするの?」
「まだわからない? お前を抱くんだよ」
そう言って、今度は前から抱きしめられて。いくら恋愛未経験の私でも、その意味は理解出来た。
「っていうか、ホテルに行く時点で気が付かなかったの?」
「ふ、普通に泊まりなのかと…」
「え、もしかして、昔より天然に拍車かかった?」
「そ、そんなことないもん」
私が拗ねるように口を尖らせると、夕陽はからからと笑う。
「まぁ、それはさておき」
言って、夕陽は私の頬を両手で覆う。
「正直、めちゃくちゃ綺麗になってて驚いた。しかもその姿で合コン参加とか」
「そ、そんなことない。だって周りの人が美人だから」
「そう? 俺は最初からお前しか見てなかったけど」
お前しか見てない。その言葉に目を見開く。
「昔のおてんば娘はどこ行ったんだ、ってくらいにお淑やかになってるし」
「そ、それは」
「とにかくさ」
そう一瞬だけ体が離れたかと思うと、ベッドに押し倒される。
「もう、我慢できそうにない」
両手を押さえつけられたまま。そう言われて。夕陽は私の唇に軽く口づけた。
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