女の子用のAV男優になる男友達に「女の子にとって気持ちいいエッチ」を教えることに!

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女の子用のAV男優になる男友達に「女の子にとって気持ちいいエッチ」を教えることに! (ページ 1)

深夜、男友達の健太から急にSNSにメッセージが届いた。

『ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今から家行っていい?』

夜、お互いに用事があって、家を行き来することはよくあった。

『暇だから家飲みしない?』

『一緒にあの映画観ない?』

と一緒に遊ぶ、ふつうの友達同士だった。

それなのに、今日、現れた健太はなんだか神妙だった。

「え? なに? なんでそんな真面目な顔してんの?」

香里奈は訊いた。

健太は香里奈の部屋にあがり、いつものように床に座った。

香里奈はチューハイの缶を二本、冷蔵庫から出して一本ずつ飲んだ。

「俺、AV男優になろうと思う」

健太がいった。

香里奈は一瞬黙って笑い転げた。

「あはははっ、ウソじゃん」

健太は一切笑っていなかった。

「……え、マジなの?」

香里奈は訊いた。

健太はうなずいた。

「えええええええええ」

香里奈は仰天した。

こんなに弱々しくて、中性的な男の子がAV男優としてやっていけるのだろうかと疑問に思った。

「女の子用のAVらしいんだよね」

健太は恥ずかしそうにいった。

「それはわかるわ」

香里奈はいった。

「なんで? 俺のなにが女の子用なの?」

健太は前のめりになりながら訊く。

「男性用のAVは乱暴とか攻撃的とかじゃん? 女の子用のものはそっとソフトで、愛のあるエッチを大事にしてるんだよ」

「愛のあるエッチってどんなだろう。俺、できるのかな?」

「え? 健太って彼女と愛のあるエッチしたことないの?」

香里奈は訊いた。

「……ない」

「うそっ。だって彼女いたじゃん」

「いたけど、してない」

「させてもらえなかったの?」

「違うよ。そういうのは結婚してからって……」

健太は頬から耳まで真っ赤にしながらつぶやいた。

「ええええええ! 健太にそんな昔の人みたいな感性があったの知らなかったわ」

香里奈は驚いた。

今日は驚いてばかりだった。

香里奈は目の前にいる男友達が童貞だと知って、なんだかムラムラとしてきた。

中性的なルックスで清潔感があってきれいだし、これから人気男優になると思った。

モテるだろうと思う。

人気男優になってファンができて、アイドルみたいになっていく男友達を「初物食い」したくなってきた。

「健太ってルックスはいいから人気出ると思うけど、やっぱりAVだし、テクは必要だよね。それがないと続かないと思うよ」

香里奈は健太の顔を見た。

「……だよね。俺もそう思う」

健太の真面目な顔、細いのに目立つ喉仏、長い指の関節などに急に色気を感じ始めた。

白い肌、鎖骨を舐めてみたい気持ちになってきた。

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