いいなりメイドのはじめてご奉仕。支配欲の強すぎる旦那様にドキドキ…! (ページ 2)
「ふふ。そんなに難しいか?」
晶様は私をゆっくりと引き寄せる。一瞬、温かい空気に包まれた。
たくましい腕に抱かれると、その力強さが私を安心させるのと同時に、心の奥でむずむずとした刺激を与えてくる。
ほだされそうになった途端、自分は晶様の所有物だという実感がわいてきて──。
「ずいぶんと硬くなっているな…」
晶様は柔らかく言い、私の髪を指で撫でる。
男の人の無骨な指が私の襟足に触れ、首筋を撫で、首元の隙間にそっと入ってくる。
指を差し入れ鎖骨を撫でる仕草には、底の見えない支配欲が感じられた。
その計算された優しさの裏にある強い意志を感じ取れ、背筋がぞくりと冷たくなる。
「晶様…」
私はその言葉を口にした瞬間、自分の心が晶様に対しての従順さを認めていることを感じた。
晶様の目が輝き、その瞳に映る私を見つめ返してくれる。
「いい子だ。エルの奉仕が楽しみだな」
晶様の言葉にさらなる期待が込められているように感じた。
晶様は指で私の顎を持ち上げ、怯えるように潤む瞳をじっと見つめた。
そこに潜む深い情熱と支配の欲望を感じ、私の胸は高鳴った。
「脱ぎなさい。エルをもっと見たい」
その言葉はまるで魔法のように私を包み込み、恐れと興奮が交じり合う。
晶様の熱い視線にさらされながら、私は白いサロンのリボンを解いた。
それからおずおずと背中に手をやり、ファスナーのホックを外す。
メイド服のファスナーを下す前、ちらりと晶様の表情を伺ってしまった。
晶様は脚を組みソファに掛けたまま、恥じらいながら服を脱ぐ私の体を見つめている。
羞恥に耐え、恐る恐る背中のファスナーを下ろす。
スルリと衣擦れの音を立て、黒いワンピースが私の足元に滑り落ちた。
震える指でブラジャーを取る。
夜の空気に乳首が触れて、少し寒い…
ソックスガーターを外し、黒いストッキングに手をかけたところで、晶様は私の名前を呼んだ。
「そのまま。こちらに来なさい」
「か、かしこまりました」
もう裸同然なのに。
黒いストッキングとパンプスだけを履いた恥ずかしい姿で、私は犬のように晶様の元に招かれた。
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