夜の海辺で交わる2人。大学最後の夏合宿で予想外の思い出作りが始まって… (ページ 2)

「んっ…!はぁ…あぁ…ん」

岩の影に隠れるようにして、2人絡み合う。
美幸は必死に声を押し殺そうとしているが、堪えきれず甘い喘ぎがこぼれてしまっていた。

耳が波の音を拾う。
見上げれば満天の星。
肌が触れ合うと暑さに汗が噴き出して、ヌルヌルとすべるのがキモチイイ。
汗なんて、普段は気持ち悪いだけなのに不思議だ。

繋がった部分がクチュクチュと音を立てている。
コンドームのない剥き出しのペニスに、美幸の愛液がまとわりついて艶めいている。こんなコトをするつもりなんて、これっぽっちも想像していなかったから仕方がない。

後ろから抱き込むようにして腰を揺らすと、膣壁が締め付けを強くした。
指でクリトリスを擦ってやると、ビクビクと体を震わせて絶頂した。

ひくひくと痙攣する膣壁。あまりの気持ちよさに我慢しきれず、激しく腰を打ち付けて美幸の中に射精した。

*****

「拓海くん、久しぶりだね」
「あぁ」
美幸の姿はあの頃とあまり変わっていない。
合宿の情事が脳裏に蘇って、俺の体がゾクゾクと反応する。

美幸が俺の手に触れた。
「また…えっちなことしない?」

-FIN-

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