バイクの後部座席からツンデレ彼氏に密着する私。じんじんと下半身が疼き始めるのはお互い様! (ページ 4)

 健太が体を揺らすと、その振動はバイクに乗っているときの感覚を蘇らせた。きっとバイクに乗っているときから、ぶるぶると伝わる振動で下半身が疼いていたのだ。

 じわじわと子宮に広がる快感が、イクかイかないかを競い合っているようで愛実を陶酔させる。

 愛実の体が自然とのけ反り始めた。

「あぁん、気持ちいい…」

「やばい、イキそう…」

「そこ、そこ、そこ…」

 健太の射精感が愛実の膣奥を刺激する。両手と両脚で健太を締め付けるようにして、愛実もエクスタシーへ上り詰めていた。

「無理!あー」

「あー、そこ、そこー」

「動いちゃだめ!

「イクっ!あー」

「ダメだ」

 どくどくと動くペニスの強烈な刺激。下半身だけが別の生き物になっているような気がした。

 健太が簡単にイってしまったように、愛実も同じように簡単に達してしまった。

「ごめん…、早くて…」

 ティッシュで放出された白濁液を処理しながら健太が言う。

「こういうときって甘いピロ―トークじゃないの?」

「ごめん」

「冗談だってば」

 愛実は確信した。健太はバイクに乗っているときと、激しく勃起しているとき以外はシャイなのだ。

「こんなエッチなパンツだったんだ」

「えっ?」

 うつむいていた健太が、愛実のパンティーをまじまじと見ていた。

「やめてよ!」

「こんなの普段から履いちゃだめだからね」

 その目は真剣だった。

 一体、この目の前の男性にはいくつの顔があるのだろう。

 愛実はゆっくりと健太に抱きついた。

-FIN-

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