年下幼馴染が大人の男になって再会。甘い告白と熱い瞳に見つめられ体の奥が疼いてしまい… (ページ 3)

「…ん、ぷはぁ…くるしっ」
「六華姉ちゃん、鼻で息しないと。知らないの?」
「しっ…てるわよ!」

知っているが、実をいうと社会人になってから彼氏ができたことがない。

最後に付き合った彼氏は高校生だったか。

もう何年もご無沙汰すぎて、こんな感覚忘れていた。

「この先は六華姉ちゃんが教えてくれるの?」
「え…?」
「エッチってどんな感じ?」
「は…?」
「教えて?」
「ひぇっ…」

首筋に這う唇が下へとおりていく。

「ん…ちょ、将生…」
「なに?」
「私、こういうの…慣れてなくて、その…」
「…ああ、わかった。じゃ俺の好きにしていい?」
「え、あ…うん。あ…んむっ…」

かぶりつくようなキス。

さっきまでの遠慮がちなキスと違って本能剥き出しの激しいキスに初っ端から息があがる。

「ふっ…ん…あ、んっ…」
「六華姉ちゃん、口あけて…舌だして」
「あ…ん」
「そう、ん…」
「んんっ…ん、ん、んむぅっ…」
「ん…そ、絡めてきて、はぁ…」

あの将生に翻弄されっぱなしで、なんだか悔しい。

でも素直に心地よい。

「あ~、やばい…ベッドまでもたない」
「…ふふ、そんなに余裕ないの?」
「ないよ。六華姉ちゃんだもん」
「なんで私だったらないの」
「それ、聞く?」

私の肩に顔を埋めながら将生がつぶやいていた。

「聞いちゃだめなの?」
「…はぁ、なんかずるい」
「なにがよ」

むず痒い空気が漂い始め、さっきまでの男らしい将生がやっぱり可愛く見えた。

「なんでわかんないの? こんなに好きなのに」
「…え」
「まじでわかんないの?」
「いや、待って…え…?」

見下ろされる瞳が熱で濡れているのか、ギラリと光った。

鼓動が一瞬高鳴り、自分でもわかるくらいに頬が熱い。

「ちょ、ストップ…それ以上近寄らないで…」
「なんで?」
「心臓が…もたない」

バクバクと早鐘のように鳴り響き、目を逸らすと首筋に噛みつかれた。

「あっ…」
「そんなんで止まると思ってんの? 可愛すぎ」
「ま、まって、ぇっ…んっ」
「六華姉ちゃん、好き、大好き…抱かせて」
「う、あ…もう、ずるいのはどっちよ…」

こんな情熱的に求められてノーなんて言えるわけがない。

イエスの意味をこめて将生の首に両腕を回して抱きついた。

「そのまま…掴まってて」
「え。わぁっ!」

私を抱っこしたまま部屋に入るとベッドまで一直線。

一緒になだれ込むようにシーツへと倒れ込むと、その勢いのまま深い口づけで覆われる。

「う…ん、ふ…ぁ…ん、んっ…っく」
「はぁ…すっげぇ興奮する」

そう言うなり、服をたくし上げられ素早くブラのホックを外されると、一瞬で露わになった胸に顔をうずめてきた。

「んー、ふわふわ…ちゅ、六華姉ちゃん着やせするタイプなんだね」
「んんっ…しらなっ…あ、ん…」
「乳首も可愛いなんて反則…」
「ふあぁっ…そんな急にっ…舐めないで…」
「あぁ、ここ感じるの? ピンピンだね」
「や、だぁ…」

ほんとに?と上目遣いで聞いてくる将生のあざとい顔に、すぐさま「いやじゃない」って答えてしまった。

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