彼が用意した『エッチな気分になるお香』の効果で、いつも以上に乱れてしまう私
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彼が用意した『エッチな気分になるお香』の効果で、いつも以上に乱れてしまう私 (ページ 1)
「あ、雅人…!」
私は涙で滲む視界の中、自分の脚の間に顔を埋めている彼を見下ろした。
彼の部屋の、少し広めなベッドの上。
部屋の中は甘く濃密な空気が充満していた。
「ぁ、もう、はやく…ぁ、ん…!」
「今日の茉央、いつもよりエロいなぁ」
ぴちゃ、くちゅ、と私の股の間を舐めて、彼がニヤニヤと笑った。
気持ちよすぎて逃げたくなる。でもそんな心とは裏腹に、私は自分から股を開いて彼の後頭部を引き寄せてしまう。
いつもならこんな恥ずかしいこと絶対しないのに…。
それでも彼を求めてしまうのは、部屋を漂っているお香のせいだろう。
「本当に効果あるんだな、この『エッチな気分になるお香』ってやつ」
「んっ、ぁ、ああッ…!」
勢いよく吸われ、舐め上げられて、電撃が走る。
一人でイくのはイヤなのに、我慢できずにイってしまったらしい。
ねっとりと舌で秘部を舐め上げてからゆっくりと唇を離すと、はぁはぁと浅い息を繰り返す私に笑いかけた。
「イく時は、一緒が…いい、のに…」
「ごめんごめん。茉央が可愛すぎて」
そう言うと、カチャカチャと彼がベルトを緩める音が聞こえた。
「今度は一緒にイこうな?」
「ぁ…」
ゴムを付けた彼が覆いかぶさってくる。
私の胸に口づけながら、雅人は腰から太腿をゆっくりと手のひらで撫でて、その手を秘部へと滑らせた。
「あっ…!」
「先に指で少しほぐすよ」
「ん…」
ソコを撫でるように、指が何度が行き来を繰り返す。
けれどナカに指は入れず、指の腹で押すように愛撫してくるばかりで、腰が自然と動いてしまう。
「じらさない、でぇ…はやく…」
「わかった。茉央、入れるよ」
「ふぁ、ああっ、ぁ…!」
「もう充分熱くなってて、すぐに奥まで入る」
私のナカはすでに熱く蕩けていて、雅人の指をきゅうきゅうと締めつけて迎え入れる。
少し抜き差しされるだけで、私の声は甘く蕩けた声になった。
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