子どもに気づかれないようあっさりセックスばかりなので、禁欲して濃厚セックスを…♡

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子どもに気づかれないようあっさりセックスばかりなので、禁欲して濃厚セックスを…♡ (ページ 1)

私と夫の最近のセックスは、いつも寝ている子どもを起こさないように静かに、素早く済ませるものとなっていた。

 もちろん私も声を出さないようにするし、夫の拓磨も早く出すために腰を振るばかりで私への愛撫はおざなりだ。

 二人目が欲しいと思っているのでしているだけ、という雰囲気すらある。ゆっくりする時間はないし、私も疲れているから眠いと思う時もあるけど、でも時々寂しくなる。

 昔はもっと、時間をかけて愛し合っていたし、もっとずっと気持ちがよかった。最近、ずっとイっていない。一応、週に二、三回は抱かれているのに…

「拓磨はこれで満足してる?」

 セックスを終え、拓磨の精液が中でたぷたぷ揺れるのを感じながら、私はこっそり聞いてみた。

「…実はちょっと寂しい」

 照れたように言うのを見て、なんだ、拓磨もそうなんだ、と安心する。

「なんかずっとこうなのも、マンネリっていうか…たまには変えたいかも」

「じゃあ、ちょっと間を空けてみる? 禁欲って感じで…それで何日かって決めて、シてみる?」

「あー。いいな、それ」

 我慢してみる、と言いながら拓磨は軽くちゅっとキスをしてきた。それは最近したことのないタイプのキスで、私の胸はきゅんと高鳴った。

 

*****

 セックスを我慢するようになって一週間経つ頃から、拓磨の私を見る目が変わっていった。

 どことなく物欲しそうに眺められ、その度に私も落ち着かない気持ちになる。触って欲しいという気持ちは日に日に増していった。

 もうする日は決めてあるのに、拓磨がそれより前の日に背後から抱き着いてきた。有紗、と私の名前を呼ぶ声にどきりとする。背中から伝わる拓磨の熱にくらくらして、押し倒されたくなってしまう。

「なあ、日にち早めちゃだめ? 俺、我慢できないかも」

 耳元でそう囁かれ、お腹の奥がきゅんと疼いた。

「なあ、こんなにシないの初めてだよな。俺、オナるのも我慢してんの。偉くない? 早く有紗の中、入りたい」

 熱い吐息を吐きかけられながら、腰をぐっと押しつけられる。あ、だめ、濡れちゃう……

 私は思わず、いいよ、と言いそうになるのをなんとか耐えた。

「だ、だめ」

「なんで?」

「だって、その日排卵日だし…」

 できれば合わせたいから、と私が必死に言うと「あー」と言いながらなんとか納得してくれた。

「うあー、俺、我慢できるかな」

「わ、私も、我慢する、から…」

「あ、かわいい顔してる」

 我慢できなくなるじゃん、とほっぺにキスされる。

「なんとか頑張るかぁ。有紗、その日めっちゃ感じるし」

「や、やめてよ」

「自分で気づいてない? いっつもすごいえっちな顔してるよ」

 楽しみにしてる、と言われてドキドキして、拓磨には秘密だけど、ちょっと濡れてしまった。

 

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