不感症かも…と心配してたら、唾液垂らしてイキまくり!?舐めちゃダメェ

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

不感症かも…と心配してたら、唾液垂らしてイキまくり!?舐めちゃダメェ (ページ 1)

私はセックスでイッたことがない。
淡白な胸への愛撫。取ってつけたようなクリトリスへの刺激。ただ激しいだけの挿入。
そのすべてに白けてしまって、絶頂を感じるに至らずセックスは終わる。

男が私の両足を大きく開いて、猛り切ったペニスを私の入口にあてがっている。
「洋子さん…はぁ…綺麗だ…」
固く張りつめたペニスに男の興奮が伝わり、私の身体は冷めていく。
また今日もイけなかった。

*****

私の容姿は美人と評されることが多い。
真っ直ぐに伸びた黒い髪と薄い口元が清純な印象を与えるらしい。
しかしその実は真逆とも言える。私はエッチなことに人一倍興味があるのだ。

人目を忍び読み漁ったエッチな漫画では、ヒロインはいつも「おかしくなる」「死ぬ」と言って絶頂を迎える。
潤んだ自分を慰めては、はぁと甘い吐息を漏らし震え、私以外の誰かに絶頂へ導いてほしいという欲が抑え切れなくなっている。

私も「死ぬ」ほどの快感を味わいたい。その欲求が抑えられない。
そんな心から、マッチングアプリを通じて同じくらいの年の男と出会い、一人、二人と身体を重ねた。
そして絶望する。

私が欲しいのはコレじゃない。
おかしくなるほどの狂おしい快感が欲しいのだ。

「君が洋子さん?」

明るい茶髪の男に声をかけられる。今日の相手の修也とは、この男らしい。
「そうだよ」と答えると「可愛いね」と言って私の腕に彼の腕を絡めてきた。

「どっか遊びにいく?それとも…」

修也の目尻は少し垂れている。優しい目線で私を誘っているのが分かった。「もうホテルに行きたい」と私が言うと「エッチだね、洋子さん」と言って修也が腰に手を回してきた。

どうせ今日もいつもの繰り返しだ。
期待なんてしていない。
そのはずだった…

コメント (0)

コメントを書く