素直になれない私だけど、彼氏に目隠しされただけで気持ちよくなってしまう…♡  

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素直になれない私だけど、彼氏に目隠しされただけで気持ちよくなってしまう…♡   (ページ 1)

「じゃ、目隠ししてみようか」

 彼氏の軽い口調の提案に、私は驚いた。目隠しってそんなに軽く行うこと? と思ったけど、それ以外に方法は思いつかなかったから、こくりと頷くしかなかった。

「大丈夫、大丈夫。怖くなったら、やめたらいいからさ」

 試しにやってみようぜ、と心底軽く言われて、ちょっと呆れながらも期待してしまう。

 今度こそ、幸村と抱き合いながら「好き」と言うことができて、一緒に心底気持ちよくなれるかもしれないと思ったら、幸村に触られた時の気持ち良さを思い出して、お腹の奥がきゅんと熱くなってきた。

 

*****

 会社の同期である幸村と付き合えることになった時、前からずっと好きだったから、本当に嬉しかった。

 なのに、幸村に好きだって言ってもらっても、素直にこっちからも顔を見て好きと言うことができない。

 本当にすごくすごく嬉しいのに、片想いが長かったせいか全然素直になることができない。気持ちを知られちゃいけないと押し込める癖ができているのかもしれない。

 初めて抱かれた時も、恥ずかしくて全然顔が見れなかったし、「気持ちいい?」って聞かれても、絶対うんって言えなかった。

 バックでする時はちょっと素直になれるけど、後ろからだと抱きつけないのが寂しくて、結局前からじゃなきゃやだって言っちゃう。

 顔を見ながら抱かれて、「好きだよ」って言われると本当に嬉しくて仕方ないのに、私もって言えたことがない。それどころか、「ばか」なんて言っちゃうこともある。

「えー、素直になれない真白もかわいいけど」

「私が嫌なんだって!」

 私は真剣に言ってるのに、幸村は全然深刻になってくれない。全体的に軽いっていうか、あんまり深く悩んだりしないんだよね、幸村って。まあ、そういうところも好きなんだけど…

「んー、真白って、顔見なきゃ結構素直じゃん? 後ろから抱っこしてる時は好きって言ってくれることもあるし。ってことはさぁ、顔が見えなきゃいいんじゃない?」

「そ、それはそうかもだけど、でも目は閉じてようって思っても、き、気持ちよくなっちゃったら、難しいっていうか」

「じゃ、目隠ししてみようか」

 にこっと笑って軽い調子で言う幸村に、こんな口調だけどいい案ではあるかもと頷いた私は幸村に促されるままにベッドに乗った。顔が見えさえしなければ、私だってもうちょっと素直になれるかも。

 幸村は「前から興味あったんだよなー」などと言いながら何やら本格的なアイマスクを取り出してきた。

 上手く乗せられてしまったと怒る場面なのかもしれないけど、幸村が私とそういうことをしたいって普段から考えてくれてると思うだけで嬉しくなってしまった。我ながら、好きな人には甘すぎる。

 

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