私の上司は超イケメン。ある日誰も来ない資料室で迫られて、初めて愛を感じた日 (ページ 3)
「俺も、同じようなもんなんだ。いつも俺の愛が伝わらなくて、彼女になった人は離れてく。だから、…俺も、全然長続きしないんだ」
噂通りだったんだ。と妙に納得してしまうゆあだったが、浩二も自分と同じ悩みを抱えているなんて、思いもしなかったので少し嬉しかった。
そして、浩二はゆあの方を見る。自然とゆあも、それに引き寄せられるように目と目が合う。
浩二が次に発した言葉は、まるでゆあには口が勝手に動いているように見えた。
「…俺、ゆあちゃんの事好きって言ったら…どうする?」
「…!」
嬉しかった。同時に、頭が真っ白になった。
憧れだった浩二に、告白されるなんて。
ゆあは、嬉しさのあまり、声が出せなくなる。言葉に詰まって、だけど浩二から目が離せない。
だんだん目が潤んできて、だけど浩二にとってそれは、理性のリミッターを外す行為と何ら変わらなかった。
うるんだ瞳のゆあを抱き寄せて、一気にキス。…舌を絡ませて、どんどん濃厚なキスへと変貌を遂げていく。
「ん…っ、ふ、あ…せんぱ…っ♡」
ゆあは、浩二のごつごつした手に体をぎゅっと抱きしめられ、口内から徐々に溶かされていく感覚を味わっていた。
浩二のキスはとてもうまく、ゆあの感じたことのない快感が、じわじわと昇りつめてくる。
そのうち浩二は、ゆあを壁に押しつけて、両腕の自由を奪い、ゆあの華奢な鎖骨へと唇を這わせる。
「あ…っ、やあ、だめ…♡こんな、とこで…っ」
「…ゆあ、…好き」
「…っ!」
名前を始めて呼び捨てで呼ばれる。その感覚が、下半身をまさぐられた時のように、それだけできゅんっと体が反応してしまっていた。
浩二は、器用に片手でゆあの自由を奪い、片手でワイシャツのボタンを外し始めた。
オフィスにふさわしくない、黒のレースのブラがあらわになると、真っ先にその中に隠れている先端を探し出す。
小さな乳輪のふくらみを、ぱく、と優しく口に含む。
チリリと焼けるような刺激が全身を襲うと、高速で舌が動き出し、胸に強烈な刺激がもたらされた。
「んんんっ!だめ…声、出ちゃ…っ」
「出ても大丈夫。…ホントにココ、誰も来ないから」
浩二は完全に理性を失い興奮しているようで、ゆあの言葉に耳を傾けなかった。
しかし、ゆあにはそれがどうしようもなくゾクゾクして、興奮して。ゆあの理性も崩壊寸前だった。
「…テーブル、座って?」
浩二は、胸元から顔を離すと、上目遣いでそんなことを言ってきた。
彼の一言一言にドキドキして、ゆあもそれには逆らえなかった。
ゆあは、浩二に言われるがままテーブルに座り、タイトなスーツのスカートをたくし上げて、パンスト越しのショーツが見えるように脚をひらいて見せる。
「…俺、本当に我慢できそうにない。だらしない男でごめん」
「…っ、いいんです、浩二先輩…っ、私の全部、見てほしいです」
「…!」
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