煽ったつもりはないのに、空港の屋上で後ろから貫かれてイカされるお仕置きを受けました

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煽ったつもりはないのに、空港の屋上で後ろから貫かれてイカされるお仕置きを受けました (ページ 1)

ボディラインの出るタイトなワンピースを着て、鏡の前に立つ。膝上まで入ったスリットから脚の見え具合を確認して、私は空港に向かった。

隼也に、きれいだって思われたい。抱きたいって思ってほしい。

3ヶ月ぶりに、夫の隼也が帰ってくる。新婚生活スタートとほぼ同時に渡航が決まった、隼也の海外研修。新居で過ごせたのは一晩だけ。しかも隼也は、翌朝が早いからといつもの手順のセックス1回だけで、眠ってしまった。

寂しくて隼也の裸にぺったりくっついていたら、あったかくて気持ち良くて…結局、一緒に眠っちゃったのだけど。

目覚めたら、すでに支度を整えた隼也が「まだ寝てていいよ、いってきます」と優しくキスをして、出ていった。

それから3ヶ月ーー。

隼也の焦らすようなキスや、クリトリスをいじる指遣い、イクのを我慢している時のうめき声、硬くて熱いそれを入れてもらった時の感触を思い出しては自分を慰める日々。

でも、ホンモノがご無沙汰すぎて。今も想像だけで濡れてしまう。空港の到着ロビーで隼也を待ちながら、私はいけない妄想を止められずにいる。

小さな手荷物だけ持って到着ロビーに出てきた隼也を見つけて、思わず駆け寄ってしまう。

久々の再会なのになんだかそっけない態度の隼也。まともに目も合わせてくれず、ちょっと不安になる。

「疲れてる?」

心配で下から見上げると、ハっとした表情をした隼也が目をそらす。

「いや、元気だよ、どした、乙葉?」

「夜の飛行機、見にいこう。屋上から見えるんだよ」

私は隼也の手を取って、屋上行きのエスカレーターへ向かう。本当は飛行機が目的じゃない。待ちきれなくて早く着いてしまった空港で、ある場所を見つけてしまったのだ。

すでに屋上は小さな街灯のほかは暗闇で、人影はまばらだ。乙葉は広い屋上をずんずん進む。

「乙葉?」

「…こっち」

隼也を連れて行ったのは、大きな柱と柵の間の、周囲から少し隠れる一角だ。正面に滑走路が見える。まっすぐ並ぶ光の列に沿って、大きなエンジン音をたててジェット機が離陸していく。

ロマンチック…なんだけど、正直、今の私は、そんなことより隼也に触れてほしくて仕方ない。

隣に並んで飛行機を見るふりをしていたら、隼也の手が伸びてきて、顎クイで唇を奪われる。

「おかえり、隼也…」

そっと囁くと、やっと、隼也がじっと目を見返してくれた。

予定通りのキスがあったかくて嬉しくて、私は隼也の腕に、わざと胸を押し付ける。ブラの上からだけど乳首に刺激がきて、それだけで肌が泡立つほどの快感が走る。全身が敏感になっている。

それから思い切って、隼也の股間に手を伸ばし、そこの具合を確かめる。私のこと抱きたいって、思ってくれてる?

「うっ…」

隼也が腰を引く。良かった、少し興奮してくれてるみたい。

「隼也のここ、あったかくなってる」

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