森で助けた男の人が実は狼だった！？狼が発情期を迎える満月の夜に、捕まってしまった赤ずきんの私 (ページ 3)

「私、のこと…食べるん、ですか？」

「人狼族に人の肉を食う趣味はねえよ。殺しはしないから安心しろ」

この状況ではちっとも安心できないことを言いながら、ヴェールさんは私の胸元の突起をぴん、と爪で弾く。ついで指の先で捩じるように摘ままれて、柔らかかったはずのそこは、次第に確かな硬さを帯びていった。

「っい、あ…っ、やだ、くすぐった…っ」

硬く芯の通った胸の頂がしつこく苛め抜かれ、やがて熱を持ち始める。ヴェールさんは桃色に腫れ上がったそこを口に含むと、舌先でころころと転がして弄んだ。

触られてもいない下腹がきゅんきゅんと疼き、初めて襲われる甘い感覚に身悶える。私は口元を手のひらで押さえて、変な声が出てしまわないよう必死に耐えていた。

ヴェールさんは尖った舌先で突起を責め立てながら、胸を弄んでいた手をそのまま下腹部へと滑らせていく。ゴツゴツと骨ばった手がやがて濡れそぼった陰唇へと辿り着き、ぬるついた水音を立てた。

「んん、っ」

くちゅくちゅと艶めかしい音を立てる粘液が、自分のナカから溢れ出てきているものだとはにわかに信じられなかった。

強引に脚を開かれて、熱くとろけた秘部があらわになる。

「…すっげー雌の匂いする」

ヴェールさんはどこか嬉しそうな声色でそう言うと、ぷっくりと膨らんだ花芯を暴き、口先でそっと啄んだ。ツンとした激しい快感に腰が跳ねる。

「や、そんなとこ…っ、舐めちゃ、やだぁ」

止めどなく溢れ出る蜜液を取り零さないようにと、ヴェールさんは容赦なく蜜口を吸い上げ続けた。

一向に慣れる気配のない快感と羞恥に襲われた私は、とっさに脚を閉じようとしてしまう。けれどヴェールさんの手のひらで押さえつけられた太腿はびくともせず、秘部をだらしなくさらけ出した格好は変わらない。

ヴェールさんは、満足するまで私の蜜穴を貪り続けていた。強い快感の波が何度もやってきて、内側を引き絞られるような不思議な感覚に襲われる。

どれぐらいの時間が経ったのかは分からない。強弱を変え、角度を変え、執拗に与えられる快楽は時間の感覚を狂わせていった。