パート先で出会った四十代の元ラガーマンに、熟女の行き場のない性欲をぶつける私。 (ページ 4)

「いい、すごくいい…、秀樹くん、私…、濡れてるかもしれない」

 秀樹が手を下へと動かし、パンティーの中へと滑り込ませた。

「めっちゃ濡れてるよ」

 その秀樹の一言で、女としての自信を取り戻せたのかもしれない。少しずつ溶けた緊張が、昨日のオナニーの興奮を覚醒させる。

 脚をもぞもぞと動かしながら、自分からパンティーをずらして脱いだ。そんな妖しい腰つきを秀樹は楽しんでいる。

「エロい…」

 秀樹はそのまま美佐子の全身を舐め始めた。そして美佐子も秀樹のペニスを握りしめ、我慢汁を擦りつけていた。

 秀樹が指で秘唇を広げると、そのまま前後に指を動かし太ももを足で押さえつける。

「やだ…、ううっ、あぁん」

 美佐子の股間からは、何とも言えない、くらくらするようなツンとした雌の匂いが充満しているのだろう。

 それが秀樹を誘っていることは間違いなかった。執拗に美佐子の中心を舐めると、クリトリスを軽く吸いながら指を挿れて優しく圧迫する。

「あぁん、凄い…、気持ちいい」

 中からくちゅくちゅと音が聞こえ、また舌先でクリトリスを攻撃されると、膣口がきゅんきゅんと痙攣し始める。

「待って、いっちゃう…、ダメ、どうしよう、あぁぁ」

 美佐子は思わず反り返っていた。

「まだ挿れてないよ」

 いやらしく微笑む秀樹が、美佐子を横向きにすると背後から強く抱きしめた。そして、しっかりと股間への刺激を与え続けるのだ。

「ダメ…、もうダメ…」

 お尻をくねくねさせながら、秀樹のペニスをおねだりする美佐子。ねっとりとした我慢汁のせいで、美佐子の体に秀樹の興奮の印がこびりつく。

「お願い、もう挿れて、お願い…、秀樹くん」

 後ろから秀樹がずぼっと奥へと入ってきた。

「あーっ」

 暴発寸前のペニスは、太さも硬さも美佐子にフィットし簡単に締め付けてしまう。美佐子の中でペニスが暴れまわっている感覚だ。

「凄い、あぁーっ、またいっちゃう、あー」

 秀樹が美佐子の体勢を変え、正常位になり腰の動きを速めた。

「ぐっ」

 秀樹はしっかりと美佐子の体をホールドしながら、さらに奥まで突き進む。がっちりした体に、美佐子は安心して身をゆだねる。その密着がさらに美佐子を震えさせていた。

 
「あー、あん、ああっ、いく、いくー、あー、そこー」

「うっ」

 二人は呆気なく同時に達していた。

 秀樹が美佐子のお腹の上に白濁液をどっぷり放出する。その量に秀樹が驚いている。

「ごめん、はぁっ、ふうっ、はぁっ、なんか…、体力が…」

 美佐子は言葉も出ないほど、絶頂感から抜け出せないでいた。昨日のイメージトレーニングの効果があったのかもしれない。

 本能のまま久しぶりのセックスを味わった余韻は、何とも言えない幸福感で満たされていた。

「中年のセックスって、こんなにねちっこいものなの?」

「いや、美佐子さんがエロいから」

「違う、違う、秀樹くんの体力が凄いんだよ」

 お互いの体を撫で合いながらのピロトーク。優しい時間はあっという間に過ぎ去る。

「まずい。私、またすぐにムラムラしそう」

「会社ではだめですよ」

「急に丁寧語に戻った!」
 
 きゃっきゃとはしゃぐ二人は滑稽だけれど、しばらく惚けていたい気がしていた。

 それは秀樹も同じらしい。

「ジムの代わりに、俺を使ってよ」

「ジムよりハードじゃない?」

 こうして、美佐子の契約更新が決まった。

-FIN-

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