妹が出会い系で知り合った男に好き勝手にされている。男と直談判し妹を助けようとしたら私までが餌食に!
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妹が出会い系で知り合った男に好き勝手にされている。男と直談判し妹を助けようとしたら私までが餌食に! (ページ 1)
妹の様子がおかしいと気づいたのは半月ほど前。
頻繁に電話がかかってくるようになり、しかも敬語で話しているところをみると、相手はかなり年上のようだ。
妹も20歳を過ぎているから、男がいてもおかしくはないけど、何となく気になる。
ある日、私は電話のあとで出かける妹を、こっそりつけてみた。
電車に乗った妹は5つ先の駅で降り、10分ほど歩いた所にある古ぼけたアパートの一室に入っていった。
ちょうど、アパートが見える場所に喫茶店があるので、私はそこで妹が出てくるのを待つことにした。
1時間半ほどたって、妹がアパートから出てきた。
私がいるとも知らず、妹が喫茶店の横を通り過ぎる。
私は妹がいなくなると、すぐに喫茶店を出てアパートに向かった。
*****
妹が出てきた部屋の前に立ってノックすると、静かにドアが開いた。
「何ですか」
と、怪訝そうな顔で、男がこちらを見ている。
無精ひげを生やしたオタクっぽい大柄な男だ。
「あの、今この部屋から女の子が出ていきましたよね?」
「ああ。それがどうかしましたか?」
「私、あの子の姉で美奈といいます」
そう言うと、男は私の全身を舐め回すように見た。
「お姉さんが何の用ですか」
「妹のことで話を聞きたいのですが、ちょっとよろしいですか」
「ああ、いいですよ」
男の名前はタクヤといった。
タクヤはドアを大きく開けて、私を迎え入れた。
部屋は6畳一間で、壁際に布団が敷いてある。
いわゆる万年床というやつだ。
あとは家具らしいものはほとんどない。
畳の上には雑誌が散乱していて、いかにも独身男の部屋という感じだ。
布団の脇には、ティッシュの塊が無造作に捨ててあり、独特の異臭がしている。
その臭いの元が、男が放ったものであることはすぐにわかった。
妹がついさっきまで、この男に抱かれていたのは間違いない。
そう思った途端、私は軽いめまいに襲われた。
「タクヤさんは、妹とはどんな関係ですか?」
「どんな関係って、これを見ればわかるでしょ」
タクヤはティッシュの山を指さして、ヒヒヒと笑った。
思った通りだった。
タクヤの話では、妹とは半月ほど前に出会い系で知り合ったらしい。
「それで、これから妹をどうするつもりですか」
「どうするって?決まってるだろ。しばらくオナホ代わりに使わせてもらうよ」
「オナホ代わりって、そんな言い方失礼でしょ」
「失礼も何も事実だし。あの子は呼べばすぐ来てくれるから便利だよ」
そう言って、タクヤは愉快そうに笑った。
「妹と別れてください。もう妹にかまわないで」
「はあ?あんた何言ってるんだ。あの子には当分ここの世話をしてもらうよ」
と言いながら、男は自分の股間をポンとたたいた。
「何て失礼な。もう妹とは会わないでください」
「じゃあこっちの面倒は、誰が見てくれるんだ?」
タクヤはまた股間をたたいた。
「そんなの知りません」
「わかった。じゃあ別れてやるよ」
「ほんとですか」
私は、わかってもらえてよかったと思った。
だがそうではなかった。
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