エッチな気分じゃなかったはずなのに、彼氏の意地悪な愛撫に気付けばトロトロに…
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エッチな気分じゃなかったはずなのに、彼氏の意地悪な愛撫に気付けばトロトロに… (ページ 1)
シャワーを済ませた私は、冷凍庫を開けてさも自分の家の物のようにアイスを取り出した。
湊がソファでテレビを観ながら寛いでる姿を見つけて、私はそっちへ歩き出した。
「あげる」
そう言って折ったアイスの片割れを湊に渡すと、湊は「気がきくじゃーん」と笑って、アイスを受け取った。
週末である今日は、彼氏である湊のうちにお泊まりしてイチャイチャする予定のはずが、仕事でハードな日々が続いていた私は、すっかり疲れきっていた。
まぁそれでも、くっついてたい気持ちはあって、湊の膝の上に腰を下ろしてもたれ掛かった。
「俺のTシャツ濡れるんですけどー」
そう言いながら、湊は私の濡れた髪を指で梳かしている。
「乾かしてー」
私は気怠くそう言ってゆっくり目を閉じた。
目を瞑ると、無意識に今日のしんどかったことや、やり忘れたことはないかとか、仕事のことばかり考えてしまってモヤモヤしてしまう。
嫌だな…。せっかく湊といるのに。
そんな事を思っていると、首筋に冷やっとした感覚が走って、思わずビクッと身体が跳ねた。
「…ちょっとぉ、やめてよー」
顔をしかめて振り返る私を見て、湊は悪戯が成功した子供みたいに笑った。
「嫌がらせするならアイス返して!」
「二本食ったら腹壊すぞ?」
湊はそう言いながらアイスを私の手の届かないところまで持ち上げてからかってくる。
「もう、ウザいなぁ」
と不機嫌に言いながら、私はそっぽを向いた。
まぁ、本当にウザいならそもそも上に乗らないし、湊も本気にしてない。
別に愚痴を延々聞いて欲しいとか、慰めて欲しいんじゃない。
こうやって湊とじゃれ合ってると癒やされるから、本心は心地よかったりする。
湊の胸にもたれ掛かって、アイスを咥えながらどうでもいいテレビを眺めてると、じわじわ暗い気持ちが和らいでいく。
そんなことを思っていると、湊の手がTシャツの中に滑り込んできて、冷たい手で脇腹を撫でられてゾクっとした。
「ひゃっ…!」
思わず声を上げて無意識に逃げようとする体を、後ろからぎゅうっと抱き寄せられて、首筋に顔をうずめられた。
湊は冷たい手でやわやわと胸を揉んでくる。
「やっ…冷たいぃっ…」
そう言って身を捩るけど、しっかり抱きしめられて逃してもらえない。
「ヒナが誘惑してくるから勃っちゃった」
耳元でわざとらしくそう言われて、思わずドキッとしてしまう。
「してないし…」
と呟いた瞬間、スウェット越しに盛り上がってる固いモノを、ショーツ越しのアソコに押し付けられてちょっとドギマギしてしまう。
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