夜に寝ていたら見知らぬ淫魔の男が現れ、夢か現実かも曖昧なままに抱かれてしまった話

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夜に寝ていたら見知らぬ淫魔の男が現れ、夢か現実かも曖昧なままに抱かれてしまった話 (ページ 1)

夜中にふと目が覚めて、まぶたを開けばベッドに見知らぬ男が添い寝していた。

「コ~ンバンワァ」

「んぇ…と…悪魔?」

だがその男の耳には羊のような黒いツノや、腰辺りから生えた尻尾がフヨフヨと揺らいでいた。

(…夢だな)

そう納得し、まどろむまぶたをもう一度閉じようとすれば、慌てたように男が声を上げた。

「ちょ…っ!寝るの?今からイイコトしようって流れなのに」

「イイコト…悪魔のお兄さんと?」

「そ。あと俺悪魔じゃなくて夢魔、インキュバスね」

「イン…?」

聞き慣れない単語に眉をひそめると、目の前の男がヘラヘラと笑った。

「最中に名前呼びたかったら俺の事は朔夜とでも呼んで」

そういって口元へと彼の尻尾が近付いてくる。

「な、に…この尻尾…コスプレ?…んぅっ!?」

「まぁとりあえずこれでも飲んで」

尻尾の先からトロリとした液体を口内に流し込まれる。甘いそれがとても美味しく感じて、無意識にごくごくと嚥下してしまっていた。

「おいしそーに飲むねぇ。でもそれ、催淫効果あるから飲みすぎもどうかと思うよ?」

「ふぇ…?…あっ?な…に、身体…あつい…ッ!?」

「だから言ったのに~」

身体の内側から火照っていくような感覚。
どうしてだろう、人肌恋しくてたまらなくなる。
すがるように目の前の男に手を伸ばすと、心得たように恋人繋ぎをされて、そのままキスをされた。

「ッ、…んっ」

「は…君は甘いね」

(気持ちいい…)

舌が絡んで、流し込まれる唾液の甘さにうっとりする。
何をしているんだと心のどこかで思うけれど、夢の中だということが罪悪感をなくさせる。
ほどいていくように私の服を脱がす彼の手を止めることが出来なかった。

胸の突起を食まれれば、出したこともないような高い声が漏れた。

「あは、いーい反応。」

「ゃ…めて…ッ、んんっ」

「下も、濡れてるね。じゃあもっとよくしてあげよっか」

「ひっ…あ!?」

彼の尻尾があろうことか私の中へと入ってくる。意地悪そうに笑う彼が告げる。

「…わかるよね?」

「あッ、?~~ひっ、ゃ…ア、ア」

とぷとぷと膣内へ、先ほど飲まされた液体が注がれるのがわかる。

「ぁ…う…ッ、はぁ…っ」

(な、にこれぇ…っ)

これまでの熱さに加えて、身体が疼いて疼いてたまらなかった。
ずるりと尻尾が抜ける刺激だけで何度も達して、中がびくびくと痙攣する。

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