年下幼馴染の恋人と初めての愛されえっちできゅんきゅんしてしまう私

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年下幼馴染の恋人と初めての愛されえっちできゅんきゅんしてしまう私 (ページ 1)

彼氏の優樹は、幼い頃から私の家の近所に住んでいた。

まるでひよこみたいに私の後をついて回って、私も弟みたいに可愛がっていた。

それがまさか、大人になった私たちが恋人同士になるだなんて。

だけど、仕事帰りに久しぶりに会った日。真っ赤な顔をした優樹が「ずっと莉奈ちゃんが好きだよ! 僕、もう子どもじゃないから、本気で好きになって!」って必死に手を握ってきたとき、今までに感じたことがないくらい、胸がキュンとしてしまった。

それから、数ヶ月。
今日は恋人同士になって初めてのお泊まりだ。

お互いの部屋なんて、幼い頃は毎日のように行き来していたのに。

恋人同士になって初めて足を踏み入れた優樹の部屋は、大人の男の人の雰囲気で、ずっとドキドキが止まらない。

落ち着いた雰囲気の部屋は、なんだかいい香りもしている。なんだか、私が知っている優樹じゃないみたい。

先にお風呂を勧められて、気合いを入れて体を磨き上げてきた。下着だって、一番可愛いものを選んだ。

私と入れ替わりにシャワーを浴びに行った優樹を見送ると、途端に手持ち無沙汰になってしまった。

私は、これから優樹とひとつになるのだ。

幼かった姿が頭の中に浮かんでくる。あの、可愛かった優樹。

だけど今は、私にとびきり優しくて、大切にしてくれる、大好きな人になった。

そしてこれから、私たちは、大人だけの気持ちいいことをしてしまうのだ。

*****

「莉奈ちゃん、しても、いい……?」

優樹は戻ってくるなり、私を見て、そのままギュッと抱きしめてくれた。

そして、いかにも緊張しています、という声色で訊ねてくる。密着した胸から、優樹の鼓動が伝わってきそうなくらいだ。

私は、それだけで胸がキュッと苦しくなって、頷くことしかできなかった。たぶん、今、私も同じくらい緊張している。

そっと優樹の背中に腕を回す。厚みがあって、男の人の身体だ。あたたかい。
シャンプーの匂いに混じって、優樹の匂いがする。

ゆっくりと身体が少しだけ離されると、優樹から触れるだけのキスをされる。柔らかくて、あたたかくて、だけどいつもよりなんだか余裕がないようなそれを、ただ受け入れた。

そのまま啄むように何度か唇を触れさせる。

ふと目が合うと、いかにもいっぱいいっぱいです、という表情の優樹と目が合うので、思わず笑ってしまった。

「ちょっと、なんで笑うの」

なんて拗ねたように言うので、からかってしまいたくなってしまう。

「優樹のこと、好きだなーって思ってただけ」

「……僕の方が絶対莉奈ちゃんが好きだよ」

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