お風呂上がりの私に興奮した匂いフェチの彼氏に焦らされて……恥ずかしいのに感じちゃう!

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お風呂上がりの私に興奮した匂いフェチの彼氏に焦らされて……恥ずかしいのに感じちゃう! (ページ 1)

仕事を終えた週末の夜。

今日は彼氏の家にお泊まりだ。

私と入れ変わりでお風呂に入った暁くんを待つ間、私は顔や身体のケアにいそしんでいた。

乾燥しがちな今の季節、保湿は欠かせない。

今日のために新調したボディクリームを全身に塗り広げると、ふわりと桃の香りが鼻をくすぐる。

うん、いい匂い!

「桜ー、風呂上がったよー」

半乾きの髪をタオルで拭きながら、暁くんが浴室から寝室へ戻ってきた。

暁くんは部屋に入るなり、ボディクリームを塗るためにパジャマを脱いで下着姿だった私に近づいて、ベッドの上に乗り上げた。

「なんか、甘くていい匂いがする……」

首筋に顔を寄せられ、人懐っこい大型犬みたいに匂いをかがれる。

予想していた展開だ。

――そう、暁くんはちょっとした匂いフェチなのだ。

「ぼ、ボディクリーム変えたからかな?」

私は恥ずかしくなって小さく身をよじるが、暁くんは匂いをかぐのをやめない。

久しぶりに会えた夜だからか、鼻息が肌を撫でる小さな刺激にも感じてしまう。

「ちょっと、くすぐったいって……!」

「ふーん……くすぐったい、だけ?」

暁くんはニヤリと意地悪げに笑って、私をベッドに押し倒した。

二人は情欲に濡れた瞳で見つめ合い、自然とキスをする。

絡ませた舌と舌は、とろけそうなほど熱かった。

「桜、すげーエロい匂いするね」

直接的な言葉でからかわれて、私は顔が真っ赤になる。

また暁くんが首から鎖骨あたりの匂いをかぎ始めた。

そこからさらに脇の下にまで暁くんの顔が降りてきて、私は慌てて彼を制止する。

「そ、そんなところの匂いまでかがないで……!」

「何で?俺は桜の匂い、すごい好きなのに」

「だって……は、恥ずかしいよ……」

いつものこととはいえ、羞恥を感じない訳ではないのだ。

「……でも、気持ちいいでしょ?」

なのに図星を指されて、私は何も反論できなかった。

暁くんが私のキャミソールをたくしあげて、ひそかなコンプレックスでもある豊満な乳房があらわになる。

すでにピンと立った桃色の乳首に、暁くんの唇がちゅうっ、と吸い付いた。

「ひゃあっ……!」

両手で乳房を揉みしだかれながら舌で乳首を弄られて、甘い愛撫に頭がとろけていく。

「あっ……!あっ、やぁっ、んぅ~っ……!」

暁くんの舌先はなまめかしくうごめき、私の乳首を弾いて、押し潰して、また弾いてと刺激を与え続けた。

まだ触られてもいないのに、ショーツの中がぐっしょりと濡れている感覚がする。

「暁くんっ……こ、こっちも触って……?」

私がもじもじと脚を擦り合わせながらそうねだると、暁くんの指先が胸からへその下へと降りてきた。

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