恋愛相談していた男友だちが急に発情して「ほかの男に渡したくない」と押し倒され……
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恋愛相談していた男友だちが急に発情して「ほかの男に渡したくない」と押し倒され…… (ページ 1)
夏の夜はまだ明るい。
でも、夜8時の公園に人はいなかった。
美嘉は男友達の進太郎を呼び出した。
(そういえば進太郎に恋愛相談をするのは初めてかも知れない)
と美嘉は思った。
「急にどうした?」
進太郎はコンビニで買ったペットボトルのお茶を美嘉にくれた。
「ありがとう」
美嘉は公園のベンチに座った。
「盗撮目的のヤツが潜んでたりして」
進太郎はベンチの下や公園の木のウラを覗いている。
「そんなのいないよ」
美嘉はペットボトルに口をつけた。
進太郎が横に座った。
進太郎は身長が180以上あるから体が大きい。
美嘉は進太郎を男として意識したことはなかった。
進太郎は女の子にモテるらしい。
今、美嘉が好きな相手はどちらかと言えば華奢なタイプの男だった。
「好きな人ができたんだよね」
美嘉は進太郎に言った。
「そうなんだ」
進太郎は美嘉の顔を見ながらつぶやいた。
美嘉はうなずいて、今、進行している恋愛の「恋バナ」を続けた。
途中で進太郎が話をさえぎるように、「どんな男なの?」と訊いた。
「進太郎と全然違うタイプの人」
と美嘉は答えた。
「違うって?」
進太郎が訊いた。
「だから、進太郎みたいにデカくなくて、もっと中性的な感じの人だよ」
と美嘉は答えた。
「あぁ、じゃあチビか」
進太郎は鼻で笑った。
「チビではないと思うけど、骨格が華奢って感じかな」
「ガリか」
「指とかも、骨が細くて、関節が目立っていてきれいな感じだよ」
「そんな租チンみたいな指を挿入されたって気持ちよくないよ」
進太郎は吐き捨てるように言った。
「ちょっと……! そんなこと……」
美嘉は自分の顔が赤くなるのを感じた。
進太郎は体を美嘉に近づけた。
「俺の指、ほら」
進太郎は自分の指を美嘉に見せた。
進太郎の指なんてじっくり見たこともなかった美嘉はどきっとした。
進太郎は美嘉が握っているペットボトルを取り上げて飲み干した。
「俺の指、すげえ太いでしょ? めっちゃ気持ちいいと思うよ」
進太郎が言った。
「そんなの……知らないよ」
美嘉は距離を詰めてきた進太郎から体を離そうとしたが、進太郎は美嘉の腕を、がしっと掴んだ。
男として意識したことがなかった進太郎の力は強くて、美嘉が振り払おうと抵抗しても無駄だった。
「……やっ……放してよ! なんなの? 進太郎、なにッ……?」
進太郎は片方の手で美嘉の腕を掴んで、もう片方の手の指を美嘉の口に近づけた。
「しゃぶって」
「やだッ、なに言ってんの!?」
美嘉は唇を強く結んだ。
進太郎は美嘉の唇を割るように、太い指を押し込んできた。
「ん……くっ」
美嘉の口内に突っ込まれた進太郎の指が、美嘉の舌や口内をかき混ぜた。
無理やり指フェラさせられた美嘉は顔をゆがめる。
進太郎は「指先からめっちゃ感じる……すげえ気持ちいいよ。こっちも触って」と美嘉の手を掴み、自分の硬くなった股間を触らせた。
美嘉は涙目になりながら、抵抗したが、ビンビンに硬くなっている進太郎のペニスを撫でさせられた。
「美嘉のなかに入りたいって言ってるよ……」
進太郎は美嘉の耳に囁く。
進太郎の生温かい息が耳の孔に注ぎ込まれて、美嘉はぞくっと体を震わせた。
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