グイグイ系ミスターコングランプリ男子に毎日迫られてます
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グイグイ系ミスターコングランプリ男子に毎日迫られてます (ページ 1)
朝食の準備をし、お弁当を作り、出かける準備を始めた。
台所でマグカップにお湯を注いだところでピコンとスマホが通知音を鳴らした。
何の気なしにスマホを覗き込むとSNSの通知だった。
「蓮くん!」
来ていたのは呟きアプリの通知で蓮くんというのは今私がハマっている男の子の名前だ。と言っても蓮くんは私のことを知らない。私が一方的に応援している芸能人みたいな男の子だ。
正確にいうと妹の通う大学の4年生の男の子で、ミスターコンテストに出場するメンバーの1人なのだ。
「わ!返信くれた!蓮くん朝はパン派なのか〜」
彼の呟きと添えられた写真で彼の今日の朝食のメニューを確認する。
私は今、年下のこの男の子にゾッコンなのである。
*****
「お姉ちゃんただいま〜」
同居している妹は終電の数本前の電車で帰ってきたらしい。今日は飲み会だって言ってたもんね。
「おかえり〜!お風呂空いてるよ〜!…え!?蓮くん…?」
あの薄めの二重が可愛らしくて顔も小さくてサラサラの髪の毛が爽やかで、テニスサークルに所属してるから少し肌が焼けていて男らしくて身長が実は180センチもある、妹の大学のミスターコンテストナンバー3のあの蓮くん???
「蓮くんにお姉ちゃんがファンだって伝えたら来てくれたよー!」
私の驚いた表情に妹はケラケラと笑うと私を困らせるようなイタズラ顔で言い放つ。
「じゃあ私はまた2軒目友達と行くから、2人で楽しんでー」
「え、ええ…ちょっと待ってよ…」
たかだか1大学のミスターコンテストの出場者だと思う人もいるかもしれない。
が、蓮くんはもう私のカサついた仕事だけの日々の癒しなのだ。
こんな格好で会っていい人でもないし、こんな部屋に上げていい人でもない。
突然グッと手首を掴まれる。
「ひゃっ」
「お姉さん、俺のことすきってほんとですか」
「あっ、あの…手離して…」
「嫌です」
思わず顔を上げると、私の大好きな彼の顔が近くにあった。
触れるようなキスが落ちてきた。
「えっ…なに…」
一瞬の出来事で頭が追いつかない。
画面越しに見ていた彼がすぐ傍にいる。
そして…キス…?
「ごめんなさい。俺舞い上がってしまって…玲奈さんのこと前から知ってて、今日会えるって嬉しくて…」
「えっ私の名前…」
「毎回呟きにいいね付けてくれてますよね?いつも応援してくれる人だって知ってました。玲奈さんの呟きもいつも見てました。可愛い人だなって思ってたんです」
驚きより前に彼の真剣な目に吸い込まれそうになった。
待って、蓮くんは年下の男の子で、学生で、私は仕事ばかりのだめ女で…。
そんな蓮くんが私をすき…?
「玲奈さんと2人でお話したいです」
一度は離した手をもう一度繋ぎ直した。ギュッと私の手を握る蓮くん。私はされるがままだ。
「今日はたくさんお話しようと思って。ぎゅーしませんか?」
「いい…いらない…きゃっ」
断ったはずなのに気づくと蓮くんの腕の中にいた。
背中に私より暖かい温もりを感じる。
「ちょっと蓮くん!」
「玲奈さん、好きです。ずっと好きでした。俺のこと好きって言ってくれたの初めてなんです、玲奈さんが。玲奈さんが俺の最初のファンなんです」
真剣な彼の声に少し戸惑うが、年上の私がしっかりしなくてはと思い直す。
「好きって勘違いしてるのは最初に私が言い始めたからでしょ?」
「違います!俺は…呟きに返信してくれる玲奈さんの優しい言葉が嬉しくて、好きになってたんです…だから今日はほんとに楽しみにして来て…」
ちゅ、っと首筋に暖かくて柔らかい感触。
気持ちいい…。
「これって同意になりますか?」
私の返事も聞かず、彼は首筋にキスを落としてくる。
少しずつ位置をずらし、ピンクのカーディガンを脱がそうとボタンに指をかけた。
「ま、待って…電気…消させて…」
ここまでくると私だって止まらなくなってしまった。
好きな人の顔が目の前にあって、好きな人の声で好きだと言われる。
少し残っていた理性のタンクももう燃料切れだ。
「ダメだと言ったら?」
「えっ、嫌…ちゃんと化粧してないし、蓮くんよりだいぶ年上だよ、私…」
「玲奈さんのこと全部ちゃんと見たいから」
私の返事なんてお構いなしにカーディガンのボタンを外していくと上半身はキャミソールだけになった。
その下に彼の熱いくらいの手が侵入してくる。
蓮くんは優しく私の乳首をつまむ。
「んっ…」
ズボラなせいで下着をキチンと着けていなかった自分を呪いたい。
キャミソールの上からでも自分の胸の形がはっきりと分かってしまっていた。
「玲奈さん…可愛い」
一生懸命キスをしてくる蓮くんの方が可愛い。
そう言いたいのに、気づくと彼のキスに翻弄されている自分がいた。
上手なキスではないのかもしれないけれど、幸福に感じた。
キスをしながら私の乳首を爪でいじる。
「蓮くん、それきもちいい…あっ」
「声、我慢しないで…もっと可愛い声聞かせて」
蓮くんはむしゃぶりつくようにキスをすると、私が多少は可愛いだろうと思っていたピンクのショートパンツに手を伸ばした。
腰で縛っていたリボンを解くとその下の布に手を伸ばす。
「ああっん」
優しく侵入してきた手が好きな場所をかすめた。
思わず声が漏れた。
「ココ好きなの?」
先程よりしっかりと指を押し付けてきた。
「あっ、あっ…」
「玲奈さん、濡れてきちゃったね。汚れちゃうからパンツ脱ごうか」
私の腰を持ち上げ布をすべてはぎ取ってしまった。
そして予告もなくぬるりと指が入ってくる。
「あっ、待って…あんっ」
「あ、締まった。ここが気持ちいいんだ?」
優しく動いていた指が私の1番気持ちいいところを当てては抜き、当てては抜きする。
「だめぇ!そこ!あっ!ああっ」
「玲奈さん気持ちよさそう…俺、早く入れたくなっちゃうな」
最近してきた恋愛と違う、若くて強くて激しい恋愛に溺れてしまいそうになる。
早く入れたいと言う彼の目がギラギラとしていた。
「いいよ…入れて」
「いいの?もう入れちゃうよ?」
私の足首をグイと掴むと自分自身に引き寄せて当てがう。
今まで体験してきたものの中でも一番に大きいものを入れられている感覚に少し驚いてしまう。
「んっ、蓮くんの大きい…あっ…んっ」
「ほんと?嬉しい…玲奈さん気持ちいい?」
私はもう返事なんてできる余裕もなかった。首を縦に振ってどうにか意思を伝える。
「俺も、気持ちいいっ…玲奈さんっ可愛いよ」
「あっあっああっ」
腰に鈍く音が響くと同時に嫌でも声が出てしまう。
こんなに奥に当たったことがない。
「蓮くんっ…だめ!もう!こんなっ…」
ぴちゃぴちゃと水音が聞こえるくらいの激しい愛の交わり。こんなの久しぶり過ぎる。
「玲奈さん、ごめんなさい…玲奈さんの中気持ちよ過ぎる…1回出していいですか?」
「いいよっ、私もっイクっ…あっあっっ」
お互いに果ててしまった後に気づく。
1回だしていいですか?とはどういうことだ?
「はあ…玲奈さん次は後ろからしていいですか?」
「え、えええ…」
やっぱり若い子はスタミナが凄すぎる。
1回休ませてほしいと伝えるが断られてしまった。
「ダメ、玲奈さんとくっついてたい」
「え、蓮くん!あっ…もう…」
1回戦終わったばかりなのにまた入れようとしてきた困ったイケメンに仕方ないとため息をつくとキスをした。
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