愛したあの人には奥さんが…。激しく惹かれ合う二人の期間限定の恋。 (ページ1)

 ベッドの上で裸で抱き合いキスを交わす芽衣とジョンの下半身は、一分の隙もないくらいにぴったりくっついていた。二つの裸体は艶めかしく揺れ動き、同時にグチュッ、グチッといやらしく湿った音を立てている。彼らはもうずい分長い時間、繋がったままだ。

「……んふっ、んっ、はぁ……」

 思う存分に貪り合った唇が離れると、いかに深いキスであったかを示すように唾液が糸を引き、名残惜し気にぷつりと途切れる。

 見つめ合う二人の眼差しは、愛情と切なさに満ちていた。

「ジョン、私はあなたを追いかけない。だからせめて、今夜だけは私にたくさん刻み込んでほしいの」

「芽衣……俺も、君を迎えに来ることはないだろう」

 ジョンにはアメリカに妻子がいるから。

 この関係が始まった時から、絶対的な終わりが来ることを芽衣もジョンも知っていた。

 芽衣はジョンの家庭を壊す気はなかった。



 二人が出会ったバーは、その日、ジャズの生演奏をしていた。

 そこは芽衣がよく行くバーで、だから生演奏が行われることも知っていた。

 一方、ジョンは仕事でアメリカから日本に来ていた。その仕事帰りにこのバーを見つけて訪れたのだ。

 この店の客同士が交流するのはいつものことで、たまたま席が近かった芽衣とジョンもすぐにおしゃべりが始まった。

 そして意気投合した芽衣とジョンはその後もよく会うようになり、恋に落ちるのはあっという間だった。

 しかし、仕事が終わればジョンはアメリカへ帰るのだ。

 彼の滞在は約一ヶ月間。

 芽衣もジョンも仕事が忙しい中どうにかして時間をつくり、逢瀬を重ねた。

 だが、それも今夜で終わりだ。



 芽衣を包み込むように抱いていたジョンの手が、彼女のなめらかな肌触りの背を滑りやわらかな尻をなでる。

 熱い吐息をこぼす芽衣の腰が反応して揺れた。

 ジョンの大きな手は芽衣の尻をわし掴みにすると、力強く上下に揺さぶった。

 落とされるたびにジョンの肉棒はズンズンと芽衣を深く貫き、彼女の口から甘いあえぎ声があがる。その声はジョンの欲望を燃え上がらせ、彼は目の前でぷるぷると震える乳房に誘われるように吸いついた。

「んっ、ああっ、深い……深いの……っ」

「ああ……奥まで届いているのが、わかるよ」

 ジョンの手により自由を奪われた芽衣の腰は、彼の意のままにされている。凶器のような肉棒に、まるで頭のてっぺんまで貫かれたような苦しさに、芽衣は顔をくしゃくしゃにして逃れようと背を反らす。しかし、抵抗するほどジョンは彼女を抱き寄せて腰を押さえつけた。

 下から突き上げられるたびに腫れあがった女芯もこすられ、じんじんとした苦しさと気持ち良さで、芽衣は悲鳴のような啼き声をあげることしかできなかった。

 やがて腹の奥がキュンと震えだし、絶頂が迫っていることを感じた。

 その変化はジョンにもはっきりと伝わる。彼もそろそろ限界だったため、汗で滑りそうになっていた芽衣の尻を抱え直すと、がくがくと乱暴に揺さぶった。さんざん吸いついていた乳首を口から放すと、その先端はピンと立ち上がり、彼の唾液でてらてらと光っている。プルンプルンと上下に揺れる乳房を、彼は欲望にたぎった目でじっと見つめ続けた。

「くっ……んうっ、ああぁッ」

 芽衣が絶頂の叫びをあげた瞬間、ジョンは彼女をきつく抱きしめ導かれるままに欲望を解き放った。

 ぐったりともたれかかる芽衣の背をゆるゆるとなでながら、ジョンはまだ熱をはらんだ声で囁く。

「どうする? もう終わりにするかい? それとも……」

「もっと……もっとちょうだい。まだ、終わりたくないの」

「そう言うと思った」

 俺もまだ終われそうにない、とジョンは力の抜けた芽衣の身体をうつ伏せにした。絶頂の余韻でまだ力が入らず、四つん這いになれない彼女の腰を強引に持ち上げる。

 そして、猛りを取り戻した肉棒をズブズブと芽衣の膣中に押し進めていった。

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