大好きな部長に処女をもらってほしくてオフィスのトイレであんなことを!! (ページ 2)
「滑り悪いな」
「舐めます?」
「いや、唾液垂らせる?」
「だえき」
もご、と口を閉じてちょっと舌を動かして唾液が溜まるのを待つ。
ほとんどお腹にくっつきそうな程顔を寄せて口を開けば、透明な唾液がだらりと垂れていく。上手いこと性器にかかったそれを塗り広げるように手を動かすと格段に触りやすくなる。
「うん、林くん上手い上手い」
「ふふん、そうでしょう?」
呆れられてばかりだったのに、やっと褒めてもらったのが嬉しくて胸を張る。
すると、池田さんは目尻に小さなシワを作って笑い、私の頭を撫でてくる。
「ありがとう。ほら、気持ちよくなってるよ」
言われてみれば、手の中のそれは手を離しても重力に逆らっている。少しの感動を覚えてキュンとする。
「えへへ…」
なんだか今更照れくささを感じてしまい、誤魔化すようにもう一度触れる。どんどん硬さを増すそれは大きさも変わっていってとてもじゃないがこれがセックスの時に果たして女の人の中にちゃんと収まりきるのだろうかと考えてしまう。
「見すぎ…」
「あ、すみません」
目元を覆われてそう言われれば流石にガン見は良くなかったかと反省する。
「あの、舐めたいんですが…」
「まだ諦めてなかったの…?言っとくけど多分美味しいものでは無いよ」
「そうなんですかね」
「…歯とか気をつけてくれれば。あとあんまり奥まで咥えようとしなくていいからね。見ての通りのサイズだから」
根負けしたように呟かれた言葉に笑顔で返す。
手を離して、顔を近付ける。
すん、とニオイを嗅いでみるが体臭以外の匂いはあまり感じなかった。そもそもこの人は体臭も薄い気がする。隣の課の部長もこの人と年齢は近い気がするが廊下を通るとどこを通過したのか匂いで分かるほどの加齢臭がする。同じ男の人でも随分違いがあるようだ。
言われた通り歯に気をつけて口を大きく開いて舌を出す。
先っぽの方を舐めてみると、うーん、人生で味わったことの無い味がする。
不味いとかではなく、未知の味だ。
とりあえず受け入れれないほどのものでは無いと分かったので思い切って口内に入るだけ入れてみる。ジュ、と吸えば「んっ」と聞こえる。これは……楽しいかもしれない……!!
なけなしの知識をかき集めて頭を動かしているが、これは…結構顎が疲れるかもしれない。
そんな気配を察知したのか、「もういいよ」と声をかけられる。
「すみません、下手ですよね」
「いや下手じゃないしむしろ初めてでここまで上手いなら伸び代あると思うよ」
ホッとしたのもつかの間、部長は私の腕を掴んで立ち上がらせる。
「俺が、挿れたくなった」
ぞく、と走った感覚に口の端を持ち上げる。
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