初めての女性用風俗店で処女なのに高校の同級生にイカされちゃう私。 (ページ 2)

「それにしても意外だったな。あの真面目なお嬢様の春奈が女風ねえ」

連れ立ってラブホテルの一室に入ると、龍之介は私をマジマジと見て言った。
卒業以来、初めて会う彼は、高校時代よりも大人っぽくなっていてなんだかドキドキする。

「友達にどうしてもって頼まれちゃって…。男の人と付き合ったこともないし、こんなところに来たのも初めてで…」

男の人とベッドに腰掛けているという状況に、緊張が隠せずソワソワしてしまう。

「マジかよ…、ってことはバージン?」

こくりと頷いた。

「じゃあ、今日は普通のマッサージだけにする?」

彼の提案にブンブンと首を横に振る。

「え、エッチなマッサージで、お願いします…」

*****

「あ、あんっ、ああ…やだ、そんなにしたらおっぱい取れちゃうぅ…」

「ははっ。取れねえよ。でもちょっとだけ敏感になっちゃうかもしれないけどな」

そう言って龍之介は、私の胸の飾りを指ではじいたり、口に含んだりして快感を与えた。

あれからカウンセリングを受け、一緒にシャワーを浴びた。お互い生まれたままの姿になったが、私は彼の屹立した下半身に目が釘付けになる。さすがに男の人に陰部を洗われるのは、泣きそうなほど恥ずかしかったが。

龍之介は「さわってみる?」とこともなげに言ったけど、私にそんな余裕があるわけがない。しかし、仕事とはいえ、私との行為に彼が多少なりとも興奮してくれているのが分かった。

「んあっ…はぁん…」

ムズムズする快感に、自然と口から声が漏れる。すると突然、乳首を甘噛みされて体を電流が走る。

「ひうんっ!ああああっ!」

感じたことのない快感に、あられもない声をあげてしまう。
体がビクビクと震え、頭が真っ白になった。

「乳首だけでイクって…、なんつーエロい処女だよ、ったく」

龍之介がペロリと唇を舐める、そんな彼の色気にあてられ彼の顔を引き寄せようとするが、大きな手のひらに口をふさがれる。

「キスはダメなんだろ?」

「…っ!!」

最初のカウンセリングで、「キスは将来付き合う人のためにとっておきたい」と言ってNG にしたのは私だ。

実は、高校時代、龍之介のことが好きだった。なんなら、今でも初恋をひきずってここまで処女を守りとおしたと言える。

「キスしてっ。お願い…キスしてよっ…」

震える声でねだると、彼は大きなため息をついた。そして吐き捨てるように、

「もう、知らねえからな…」

と言って私の唇を貪った。下唇を喰むように吸われると、なぜか下腹部がずくんと疼いた。

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