アイドル系の隣人はSMグッズのメーカー社員。試作品の実験台にされる私… (ページ 2)
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「もうこんな時間。長居しちゃってごめんね!」
最初は緊張していたけど、マンゴーを真ん中に、マサキくんとの会話は思いのほか弾んだ。
気がつけば部屋の中はだいぶ暗くなっていた。
「えー。もうちょっと、ダメ? もっと涼子さんと一緒にいたい」
「ごめんね。私もなんだけど、今日は夜に友達と約束してて」
「友達って、男?」
「違う違う。彼氏も長くいないし」
ばたばたと帰り支度をする私の背後に、マサキくんが立つ。え? と思った瞬間、私の視界は暗闇に閉ざされていた。
「何?」
「ちょっと、動かないでね」
続いて私の手首の辺りでカチャリと音がした。
冷たい金属の感触。
私の腕は後ろで動けなくされてしまった。見えないけど、たぶん手錠だった。
「マサキくんって警察官だったの…?」
「涼子さんってしっかりしてそうなのに、結構天然だよね。警察官が私用で手錠使っちゃダメでしょ」
クスクス、とマサキくんが笑う。その笑い声はほんの数分前と変わらなくて、私は今の状況もただのおふざけだと思った。
「手錠も目隠しも、ただのオモチャだよ。俺、大人のオモチャを作る会社に勤めてるんだ」
「そ、そうなの…? でもなんで私に…?」
「ずっと使ってみたいと思ってたんだ。初めて会った時から。涼子さん、もっと警戒した方がいいよ。美人なんだから」
「きゃ‥」
マサキくんが私の肩を強く押した。
視界を塞がれて、両手の自由も奪われている私は、簡単にバランスを崩して床に尻もちをついた。
「痛…っ」
「俺が思った通り、すごく似合うよ。目隠しも手錠も…」
マサキくんが嬉しそうに呟いて、私の開いた脚の間に入ってきた。慌てて脚を閉じようとするけど、すでに遅い。
ロング丈のスカートをおなかの辺りまでめくり上げられる。私の下着一枚の下半身が、丸見えにされた。
「やめて!」
「恥ずかしい? もっと恥じらってよ。興奮する…」
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