関西弁イケメン同期に対抗していたらエッチでわからせられちゃいました!
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関西弁イケメン同期に対抗していたらエッチでわからせられちゃいました! (ページ 1)
「んん、ん、ふ、んん」
桜は今、大嫌いな同期、七瀬とキスをしている。
深い深いキス。七瀬の舌が口内をねっとりと犯す。舌を絡め取られ七瀬の唾液の味が口いっぱいに広がる。
そして、大きくてゴツゴツした七瀬の手が桜の胸の膨らみを衣服越しから力強く揉むと、桜はひゃん!と思わず甘い嬌声が漏れた。
…なんで私、あんなに嫌いな七瀬とこんなことしてるんだろう。
なんで私今こんなに幸せなんだろう。
与えられる快楽に惚けながら桜はぼんやりと考えていた。
*****
4月、営業成績1位七瀬、5月、6月7月8月…
10月、営業成績1位七瀬
待てども待てどもそこに桜の名前が載ることはなかった。
今回こそいけたと思ったのに!!
桜は下唇をグッと噛み締め、悔しさを噛み殺していた。
「おおー、桜ちゃん今回も営業頑張ってたなー」
そう言ってとびきりの笑顔を向けてくるこいつは…
営業成績常にトップの同期、七瀬
「そんな、七瀬くんには敵わないわ」
桜は必死に口の端をあげ、精一杯作った笑みを貼りつける。
「いやいや、桜ちゃんに比べたら俺なんかまだまだ全然よ」
ヘラヘラと戯言を…
あんたの方が凄いことはこの営業成績を見たら一目瞭然じゃない。
「なあ、そんなことより今度こそ飲みに行かへ――」
「ごめんなさい。その日、取引先と会食があるから」
桜は七瀬の言葉を遮りそう言って冷笑を浮かべる。
「まだ、日にちも言ってへんのにもう予定入ってるん?さすが人気者は違いますなー」
七瀬は嫌味とも取れる言い方をし、露骨に肩を落としてみせた。
人気者なのはあなたの方でしょう…?
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