人気男性アイドルのマネージャーの私。しかし彼に突然好きだと告げられ…
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人気男性アイドルのマネージャーの私。しかし彼に突然好きだと告げられ… (ページ 1)
「美羽、好きだ」
そう告げた大地はそのまま私をベッドに押し倒した。
ここは大地の部屋で、仕事はオフだったが「話がある」とマネージャーの私が呼び出された。
「大地…!ちょっと、やめてよ」
「美羽は俺のことどう思ってる?」
言いながら大地は唇にキスをする。
驚いた私は思い切り大地を突き飛ばした。
「な、何言ってるの!あなたはアイドルで私はマネージャー、それだけの関係でしょう!」
「…」
大地は何も言わず私の腕をつかみ、押さえつけながら服を脱がしていく。
「大地!」
「俺は初めて会った時から、美羽のことが好きだったよ」
「え…?」
「人気が出ても、ファンが増えても、この気持ちは変わらない」
再びキスをされ、舌同士が絡む。
深い口づけに何も話すことができず、押し返そうとしても力でかなうはずはなかった。
スカートと下着を脱がされ下半身があらわになると、カチャカチャとベルトを緩める音が聞こえる。
「大地、やめて…!」
「…やめない、って言ったら?」
「そんな…あぁっ!」
抵抗むなしく大地のそれが私の中に入ってきた。
前戯も何もないただ入れただけの行為に涙がにじむ。
「ごめん…できるだけ優しくするから…」
「あっ…あぁ…」
入れた後、言葉通りゆっくり動き、お互いの体をなじませていく。
私は半ば放心状態で、されるがままに大地に揺さぶられるしかなかった。
感じたくないのに、次第に慣れた大地のそれで奥を突かれ、声が出てしまう。
「んっ、あっ、あぁっ、んん…!」
「はっ…美羽…本当に、好きなんだ…」
顔は紅潮しているが、表情は切ない。
大地の言葉が嘘でないことは明らかだった。
私だって、好き。
好きだからこそ、マネージャーとして陰から支え続けようと思っていた。
この気持ちを押し殺してでも。
「あっ、美羽、はぁっ、ん…」
「ん、あぁっ、あっ、大地、私、もう…!」
キスをされ、抱きしめられ、壊れ物を扱うように優しくその行為は続いた。
「うんっ、俺も…俺もイきそう…くっ…!」
「っ、あぁ!イっちゃう、あっ、あぁ!」
最後だけ動きが速くなり強く奥を突かれると、私も大地も同時に果てた。
お互い肩で息をするが、それ以上に心の方が消耗しているのが分かる。
それでも大地はどこか満たされた顔で私を強く抱きしめた。
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