パート先で出会った四十代の元ラガーマンに、熟女の行き場のない性欲をぶつける私。 (ページ 3)

部屋に入ると、そんなことは言ってはいられなかった。

「きゃっ」

 秀樹が美佐子を軽く抱え上げる。お姫様抱っこだ。食事をしながら、何気なく美佐子が言ったリクエスト。美佐子の妄想と現実が一致した瞬間だった。

「これでいいの?」

「重いでしょ」

「全然だよ」

 そのままベッドになだれ込むと、二人は唇を貪り合う。舌をねじ込み絡め合うと、自然と吐息が漏れ始めた。

「脱いじゃう?」

「うん」

「電気消す?」

「うん」

「秀樹くん、私、セックスのやり方を思い出せないかも」

「俺が思い出させるから大丈夫だよ」

 優しい言葉と股間の中心の反り返ったモノが不釣り合いだが、秀樹なりに気を使っていたらしい。

「じゃあ、ハグからもう一度しよっか」

「なんか笑っちゃうね」

 ぎゅっと秀樹が美佐子を包み込んだ。筋肉はもっと硬いと思っていたが、分厚い胸板にすっぽりと包み込まれると、安心感で落ち着く。

「緊張する」

「俺もだよ」

 そんなことを言いながら、二人はゆっくりとキスを味わう。唇の弾力と、舌先で遊ぶ秀樹のキスは、美佐子の心拍数を簡単に上げた。

「キス、好きなの?」

「俺?美佐子さんのキスがエロくて好き」

 美佐子は、下半身に硬い塊をたっぷり感じていた。それは美佐子には嬉しい反応で、美佐子も一番恥ずかしいところから、芳ばしい香りを放ち始めている気がした。

 暗闇の中でシャワーも浴びず、動物的に求め合う。秀樹の愛撫は紳士的で、ゆっくりと緊張している美佐子の体を溶かしているようだ。

「あぁっ…」

 思わず声が漏れる。すると秀樹は美佐子の洋服を奪い取り、ブラとパンティーにした。

「恥ずかしいから秀樹くんも脱いで」

「俺、勃っちゃってて…」

「いいじゃない」

 美佐子は秀樹のボクサーパンツに手をかけた。一気にずり下すと、ぶるっと巨大なペニスが飛び出した。

「大きい!」

 美佐子は驚きを隠せない。四十代でこの勢いは普通なのだろうか。そして今までで見た中で、一番の太さだ。

「じゃあ、美佐子さんも」

 秀樹がブラを外し、乳房を鷲掴みにした。Cカップの乳房は秀樹の手にすっぽりと収まる。

「ううっ」

 乳首に吸い付かれ、みるみるうちに硬く起き上がる。

「敏感だね」

「気持ちいいの…」

 こんなにも乳首が気持ちよかっただろうか?美佐子は秀樹の舌で与えられる刺激に、さらにどろっと愛液が湧いてきていることを実感していた。

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