彼氏と初めてスローセックスをしたら、とろとろに骨抜きにされた話

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彼氏と初めてスローセックスをしたら、とろとろに骨抜きにされた話 (ページ 1)

「スローセックスしてみよ」

そう、付き合っている彼氏が言ってきた。

「えぇ…なにそれ」

と乗り気でなかった私の気配を察すると、慶人が覗き込むようにしてきて続ける。

「いつも俺、途中から止まらなくなっちゃうでしょ?だからちゃんと彩華を気持ちよくできてるのかなって思って」

「それは…私もちゃんと気持ちよくなれてる、し。大丈夫だよ」

面と向かって気持ちいいと告げるのが恥ずかしくて、つい頬に熱が集まる。
実際、前戯は丁寧だし、十分気持ちよくなった頃に多少荒っぽく抱かれるのは…正直かなり気持ちよかったりもする。
だから、なんの問題もないのだ。
そう伝わるように彼の目を見ると、甘やかな視線が返されてドキリとした。

だってまるで、情事の時みたいな…熱が孕んでいたから。
そのままそっと抱き締められ、耳元で彼が囁いた。

「俺、もっといっぱい彩華を愛したい。愛させてよ」

「…っ」

ゾクリとしたなにかが背筋を駆けて、たまらない気持ちになる。
慶人に愛されたいと、身体が求めて疼きだす。

「わ、かった」

気が付くとそんなことを口走っていた。

「んっ…」

「っ、は」

口づけで舌を絡ませ合いながら、彼が私の秘部を触る。
ぬるついたそこにゆっくりと指が入ってきて、丁寧に中を暴いていく。

「んんっ!…ぁ、あッ」

すぐに良いところを探り当てられて、指の腹で捏ねるようにされると、私も腰が揺れる。
クチュ、という水音が大きくなり、幾度かの刺激で高められていく。

(っだめ、イッちゃう…ッ)

そう思った瞬間に愛撫が止み、指がスッと抜かれていく。

「んぅっ、…え?」

どうして、とすがるように見上げると、彼はにっこりと笑って言った。

「だめだよ、すぐに気持ちよくなっちゃ」

「んぅッ!…ンッ」

今度は口づけをされながら、私の愛液でぬるついた指が乳首を刺激してきた。
深く舌を絡ませながら、胸の先端をきゅっと摘ままれると快感が走る。
でも、それだけじゃ足りない。イけない。
もどかしくて身体の芯が疼く。

「慶人…っ、も、いいから…きてっ」

「だぁめ、今日はゆっくりするって言ったでしょ」

「ンンぅ…ッ!ぃ、…アッ」

乳首を慶人に口で吸われて、ピリリとした気持ちよさで秘部がとろりと濡れていく。
繰り返されれば、愛液が割れ目からシーツへと伝っていくのが感覚でわかる。
奥が彼を欲しがって仕方なかった。
なのに胸から首筋、耳元をゆっくりと舐められて、いてもたってもいられなくなる。

「もっ、~~ッ!ん、む」

また、唇を塞がれる。
ゆっくり指が入ってきて、身体が悦ぶ。
いつもより柔く、もどかしいくらい優しい刺激に悶えた。

頭も身体もポーッとしてきて、呼吸が荒くなる。

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