嫉妬と独占欲に駆られた兄に強引にキスをされて…禁忌を破る日
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嫉妬と独占欲に駆られた兄に強引にキスをされて…禁忌を破る日 (ページ 1)
「に、兄さんっ?」
「シィィー黙って」
私は自宅の自室のベットの上で、兄にキスされる。
思考がついていかなくて、黙ってそれを受け入れていたが、フッと我に返ると兄を押し返す。
「なっ……兄さんっ…駄目だよこんなことっ!!」
だけど、兄は至って冷静な顔で私を見つめ、頰にスルッと触れてくる。
「何が?何が駄目なの…アイツは良くて、俺は触れたら駄目なのっ?」
「だぁっ、だって…私と昴兄さんは」
「兄妹?でも腹違いだ……」
そう言うが否や、私を優しく押し倒すとキスしてくる。
舌を歯の隙間から滑り込ませ、私の舌に無理矢理絡ましてくる。
昴兄さんとは腹違いの兄妹で、二つ年上だ。
文武両道で周囲から慕われ、自慢の兄…に私は長年ずっと恋をしている。
それは兄も一緒で、薄々だが互いに思い合ってることに気づいていた。
(…先輩に頭撫でられてるの、やっぱり見られちゃったのかな?)
今日たまたま学校で、仲の良い先輩に頭を撫でられたのだが、どうもそれを見られたらしく、帰宅すると直ぐに兄が私の部屋にやってきた。
そして、『お前、アイツの事好きなの?』っといわれ強引にキスされた。
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