私の奥底で蠢き鳴り響く無機質な律動と機械音。それでも何とか立ち上がり…

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私の奥底で蠢き鳴り響く無機質な律動と機械音。それでも何とか立ち上がり… (ページ 1)

クチュ…

『あっ、やぁ…んッ…』

指を出し入れされて、卑猥な水音と感じきった私の甘い声が部屋に響く。

「気持ちいい?」

『ん…ッ…気持ちいッ…』

「じゃあ壁に手をついて。お尻突き出して」

言われた通りに壁に手をついて夏樹に向けてお尻を突き出した。

いよいよ待ちわびた快感が…。

そう期待した私に宛てがわれたのは明らかに夏樹のモノではない無機質な何か。

確認しようと振り向くと、ピンク色の太い棒のようなものを私の中に挿れようとしている笑顔の夏樹と目が合った。

『なに…コレ…』

「うーん…エッチなおもちゃ?莉子が喜ぶと思って買ったんだよ」

これ、バイブってやつ?

初めて見る本物のバイブは男の人のものをイメージさせるイヤらしい形をしていた。

『どうするの、これ…』

「どうするって。分かってるくせに」

後ろから私の腰を優しく抱いて、ゆっくりと中にバイブを差し込んでいく夏樹。

グチュ…

『ひゃぁ…おっき…んッ…』

「まだ半分しか入ってないよ?」

『えっ…うそだぁ…あっ、んッ…』

お腹に感じる圧迫感。

息を吐いて力を抜き、なんとかバイブを受け入れた。

「はい、全部入った♪」

ナカに異物があるなんとも言えない気持ち悪さ。

『ハァ…ハァ…コレやだ…抜いてよ』

「このバイブすごいんだよ。これをこうすればね」

手に持った小さなリモコンを夏樹が触ると、中に埋まるバイブが機械音と共に激しくうねり始めた。

『いッ!?あぁ、やッ、なにこ、れ…やぁぁあ』

「あれ?俺の挿れた時より嬉しそうに鳴いてない?そんなに気に入ったの?バイブ」

ヴヴヴヴヴヴヴッ

『やっ、だめぇ、やぁあぁぁあぁあぁぁ』

いきなり激しさを増して動き回るバイブに快感を与えられて体がビクビクと震える。

「リモコンひとつで離れたところからでも簡単に操作できるの。すごいでしょ」

リモコンのボタンを楽しそうにイジる夏樹に合わせて強くなったり弱くなったりと動きを変えるバイブに壁に手をついて耐えた。

『あッ…ん……ぁ、あぁあ、もう、ほんと…抜いて…ッ』

「いいよ。莉子が俺とのゲームに勝てたら抜いてあげる」

『え…ぁ、ゲームってなに?…ッ』

バイブが入ったままの私にパンツを履かせて立たせる夏樹。

足をガクガクさせる私を見てようやくバイブを止めてくれた。

「簡単だよ。いつもよく行く近所のラブホあるでしょ?そこまで歩いていけたら莉子の勝ち。もし途中で歩けなくなった時は俺の勝ち。そうだな…、その時はその場で莉子のナカに突っ込む。どう?」

『意味わかんない!無理に決まってるじゃない!』

「莉子に拒否する権利あると思う?」

『そんなの、自分で抜けばいい話…!︎っ、あぁ、ああ』

意地悪な笑みを浮かべてボタンを押す夏樹。

同時に自分の中のバイブが再び激しく震え出す。

『あ、やめっ…』

「そんな気持ちよさそうに感じちゃってるのに自分で抜けるの?それに、こんな中途半端なまま最後までシてもらえないなんてもどかしいでしょ?俺のが欲しかったら頑張ってね」

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