初のボーナスで奮発してマッサージ店へ行くと、イケメン施術師は大人の快感を… (ページ 2)
「…それでは、施術を開始しますね」
「…は、はい…」
友香がうつぶせになって緊張している中、司は淡々と準備を進める。
施術着に着替えると言っても、紙の下着にタオルを巻いただけの、簡易的な施術着だ。
タオルを取ってオイルでも垂らしたら、友香のふくらみの中にある…ピンク色の先端は、すぐにあらわになってしまいそうだった。
「……っ」
「…?」
変な気持ちになってしまっている友香は、少し赤くなった顔で司のほうを見る。
すると、ちょうど後ろを向いていた彼が振り向いた。
「どうしたんですか?…緊張、してる?」
「っは、はい、少し…、マッサージ店とか、初めてなので…ひゃ!?」
「…大丈夫。…すぐに気持ちよくなりますから」
「…は、はい…」
司は、緊張する友香の手を優しく握ってくれた。
「…本当に緊張しているみたいだ。手がすごく冷たい」
「だ、大丈夫、です…、今ので、少し緊張が、ほぐれたので」
「…そうですか?…それでは、始めますね」
「…っ、お、お願いします」
司は、友香の背中にオイルを垂らして、ゆっくりと全身をマッサージしていく。
「…っ」
少しオイルが冷たく感じてしまったが、司の手が温かくて、すぐにじんわりと気持ちよくなってきた。
「…気持ちよくなってきましたか?」
「…んん…は、はい…」
「…私に、全て委ねてくださいね。…すぐに気持ちよくなりますから」
司は、少し艶っぽい言い方をしながら、友香の背中を慣れた手つきで触る。
10分ほど施術してもらっていただろうか、友香はすっかり来た時の緊張もほぐれて、マッサージの快感に浸れるくらいになっていたころだった。
「…そろそろ、体勢を変えてもらいましょうか。今度は、仰向けになってください」
「…ん、あ、はい…」
「ふふっ、…寝息、可愛らしいんですね、友香さん」
「…!ちょ、ちょっと、うとうとしちゃって…っ」
「…かまいませんよ。皆様、よくあることですから」
司は、友香を少しからかうように笑って見せる。
また恥ずかしくなってしまったが、もうヤケだ、と思いながら体勢を仰向けに直す。
「…また、オイルを垂らしますね。少しヒヤっとしますよ」
「…っ」
司は、容赦なくオイルを友香の腹のあたりに垂らす。
緊張がほぐれたと言っても、先ほどは背中を向けていたから大丈夫だったのであって、今度はダイレクトに顔が向かい合う。
変な顔、してないかな…?
そんな考えを巡らせながら、腹を這う手の感覚を感じていた。
しかし、ここからがこのマッサージ店の”本当の姿”だったのだ。
司の手が、腹から、胸を通って鎖骨のあたりに伸びる。
先端を触られるか触られないかのギリギリのところで…まるで、焦らされているような感覚に陥る。
友香も次第に、下半身が疼いてきてしまい、勝手に脚をもじもじさせてしまう。
しかし司は、それを見逃さなかった。
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