偶然再会した元カレの後輩と愛し合った私。後輩の言葉が私を激しく惑わせる。 (ページ 3)
悠馬の部屋は綺麗に片付けられている。小さいキャリーケースが無造作に置かれ、九州出張のお土産袋が置いてあった。
「どうぞ、座ってください」
桜子は落ち着かない様子でソファーに座り部屋を見渡した
悠馬がお茶を入れて運んでくると、そのまま桜子の隣に座り、また手を握った。
しばらく無言が続き、桜子が口を開いた。
「びっくりしたの」
「手を繋いだこと?」
「うん」
「嫌だった?」
「ううん、でも映画には集中できなかった」
「桜子さん、ちょっとムラムラしてたからでしょ」
「あのさ、何を聞いてるのかは知らないけれど、あの人の言ってたこと信じないでよ」
「それは実際に試さないとわからないから」
「もー、何を聞いたの?」
悠馬の顔が近付く。あまりにも綺麗な瞳に、思わず桜子は話してしまった。
「悠馬くん、あのね、実は私…、長いことそういうことしてなくて」
か細い声で桜子は打ち明けた。
「だから?」
「色々と…、大丈夫かなって」
その瞬間、悠馬が桜子の唇を奪った。
「うっ」
ぶにゅっと押し付けられる感覚も、ねっとりまとわりつく感覚も、呼吸が止まりそうになるほどこんなにエロかったのか桜子は驚いた。
「耳が赤くなってるけど、やめる?」
桜子を抱き締め悠馬が聞いた。
首を横に振った桜子を、悠馬がゆっくりと押し倒す。悠馬がTシャツを脱ぎ、ほどよい筋肉がついた体が桜子の視界に飛び込む。
映画館で火がついていた桜子の体は、全身がむず痒くなったような感覚を覚えていた。
長くて甘いキス。悠馬の唇がたっぷり桜子の唇を味わう。そのまま舌が入り込み、絡め合ったまま両手を上にあげられる。
「桜子さん、ここが弱いんでしょ?」
「ちょっと…、やめてよ」
首筋に唇を這わせながら、悠馬が囁く。
「先輩が言ってました。こことか…」
「えっ?あんっ…」
鎖骨を舌先でなぞりながら、ゆっくり乳房を揉み始める。乳首が尖り始めているのが桜子はわかっていた。でも知られたくない。
悠馬は桜子のワンピースをゆっくりと脱がせた。薄い水色のブラジャーを確認すると、悠馬はすぐにホックを外す。
「胸、弱いんでしょ?」
「そんなこと言わないで…」
「先輩が言ってた」
乳首に吸い付き舌で転がされると、桜子は一気に発情してしまった。まるで溜めていた性欲が爆発するように感覚が研ぎ澄まされる。
「あぁっ、あぁ…」
元カレが色々と後輩たちに喋っているようだ。しかもベッドの様子まで。腹が立つのはもちろんだけれど、なぜかそれを知りながら桜子を抱く悠馬の興奮が、桜子にも伝染している。
まるで元カレが見ているような、そんな錯覚さえも覚える。その興奮が久しぶりのセックスへの不安を大きく超えている。
爽やかな悠馬の卑猥なディープキス。胸を揉むたびに激しく唇を求める。
お互いに体を弄びながら上になったり、下になったり、悠馬の素肌を感じると桜子も肌を紅潮させていた。そして、はっきりといやらしく秘部を濡らしていることもわかっていた。
やはり一人で慰めるときとは違う。人肌のぬくもりに全身の細胞が満たされているのだ。
すると、キスをしながら悠馬の手がスカートの中に入り込んできた。
「あっ…」
「えっ、凄いんですけど」
悠馬が嬉しそうに漏らす。濡れて柔らかくなった女唇を指でたっぷりと刺激し始めた。繊細なタッチに桜子はもう喘がずにはいられない。
「あんっ、ちょっと…、悠馬くん…、あぁ…」
「エロい声。先輩の言ってた通り」
「だからそんなこと言わないで」
元カレの名前が出るたびに、悠馬が意地悪をする。その感情が桜子にはよくわからないけれど、桜子に触れる硬い悠馬のペニスはやっぱり嬉しい。
悠馬の指がクリトリスに集中すると、桜子は自分の体をどうすることも出来なくなっていた。
「あぁ、信じられない…、あぁ、いい、気持ちいい…」
「桜子さん…」
悠馬が湿ったパンティーの上からペニスをゆっくりと擦りつける。
そのスピードが桜子には丁度よく、そのままクロッチ部分も一緒に膣口へ入り込んでしまうかと思うほど、腰をうねらせ悠馬を欲する。
「悠馬くん、私…、入りそう?」
かすれた声で桜子は悠馬に聞いてみた。
「もう欲しい?」
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