仕事帰りの彼をエプロン姿で出迎えたら、キッチンで抱かれてしまう私 (ページ 3)
「芽衣、入れるよ」
「んっ、うん…きて」
そうして熱く硬いそれが中に入ってきて、私はぎゅっとシンクを握る手に力を込めた。
気持ちいい、もうそれしか考えられない。
柊はいつもより激しく腰を打ちつけ、律動に合わせてキッチンに濡れた音が響く。
「あっ、あぁんっ! だめ、だめぇ…! 私、もう、ぁ…っ、ん、…! すぐイッちゃ…」
「は…っ、いいよ」
「あんっ、やっ…ぁ、ああっ! はげし、激しいよぉ…! やぁああんっ! きもち、きもちい…」
時々奥をこね回されたり、中をかき混ぜるようにして動かれて、ただ喘ぐことしかできない。激しい律動に、もう限界はすぐそこまできていた。
一際強く奥を突かれて、きゅうっと強く柊の熱を締めつけてしまう。
声も上げられないほど深く感じてしまい、びくびくと身体が震えたその後で自分がイッてしまったことに気がついた。
「あっ、ぁ…はぁ、ん…っ」
「ん、芽衣…俺まだだからもうちょっとだけ付き合って…」
「あ…ん、もう…」
腰をつかみ直され、また快感の波がやってくることに身構えてしまう。
もうしばらくエプロン着るのはよそう――なんて私が考えていることを知ったら柊はどう思うだろう。
すぐに「なんで!?」とショックを受ける柊の表情が思い浮かんで、私はこっそりと小さく笑った。
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