仕事帰りの彼をエプロン姿で出迎えたら、キッチンで抱かれてしまう私 (ページ 2)

エプロン姿がそんなに好きなのかな、と思うとなんだかちょっと知ってはいけないことに触れてしまったような気がしてそわそわする。

同棲してる彼氏の新たな性癖を知ってしまったときってどうしたらいいんだろう。
けれど柊はどこか悩んでるように「んー…」とうなった。

「エプロンがっていうより、さっきも言ったけど芽衣がなんだか奥さんっぽいところにぐっときたっていうか…」
「ふ、ふーん…」

新婚だとか奥さんだとか、そういった言葉を柊の口から聞くと落ち着かなくなってきてしまう。
いつかは柊と――なんてまだうっすらとではあるけれど未来のことを考えているからこそ同棲だってしているわけだし。
私がそんなことを頭の片隅でちょっと考えているうちに、柊の手がスカートの中に入ってくる。

「あっ、ちょっと柊…!」

耳元で小さく笑うだけで柊は何も言わない。
そのまま下着越しに秘部を優しく撫でられて、びくんと身体が跳ねた。

「やっ、ぁ…んんっ」
「…もう濡れてる」
「だって柊が…!」

まだほんの少し愛撫されただけなのに、自分でも不思議なほど濡れている。
普段とはちがう場所で抱かれることに口ではいやだなんて言いながらも、私もすっかり興奮してしまっているのかもしれない。

「あっ、あぁっ! んっ、んぅ…」

するりと柊の手が下着の中に入ってくる。そしてたっぷりと濡れたそこに長い指が入ってきた。
びく、と身体が震えるのと同時に片手で柊に胸を揉まれ、背筋に快感が走っていく。

「あんっ、ぁ、あっ、やっ…あんまりくちゅくちゅって音立てないでぇ…」
「いつもより感じてる気がするんだけど、気のせい?」
「んっ、ん…ぁ、しらない…っ」

そのまま胸と秘部の両方を愛撫され、私はひっきりなしに声を上げてしまった。
荒く呼吸を繰り返していると耳元で柊に「シンクに手ついて」と言われる。私はそれに小さくうなずいた。

秘部から指を引き抜かれ、胸に触れていた手が腰まで下りてくる。
私がシンクに手をついたところで、後ろから柊の熱があてがわれた。

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