セフレが欲しい私が、会社のクールな後輩と一線を超えてしまう話 (ページ 2)
(拓馬くんみたいな人がセフレだったらいいのに…)
そう考えたとき、後ろからいきなり声をかけられた。
「結衣先輩?」
「ひゃっ!?」
後ろにいたのは、なんと拓馬くんだった。彼も残業していたのだろうか?
「拓馬くんも残業してたの?」
「俺は別の用事があって残ってました。先輩は残業なんですか」
「うん…仕事を押し付けられちゃってでももうすぐ終わるから」
別の用事ってなんだろう。そう思いながら拓馬くんのほうを見ると、彼がやけに私をじっとりと見ていることに気がついた。
(拓馬くん…?)
「2人っきりですね」
「へっ!?」
拓馬くんからそう言われて、私は動揺して変な声を上げてしまった。
「結衣先輩って恋人とかいないんですか?」
「い、いないけど…」
「へえ。なら…」
なら? 私が首を傾げた瞬間、唐突に口付けられた。柔らかい唇が押し当てられて、それだけではなく、舌をゆっくりと差し込まれて歯列や上顎をなぞられる。
「んっ…ふ…」
ぐちゅぐちゅと口内を蹂躙されて、私の意識がとろりと溶けそうになったところで拓馬くんは解放してくれた。
私がわけもわからないまま息を整えている間、拓馬くんは珍しく口角を上げていた。
「俺とシましょうよ、結衣先輩」
「え…」
「ずっとあれだけ熱い目線を向けられて、気付いてないわけないじゃないですか。俺に抱かれたいんでしょう?」
「な、なんで…気づいてたの…?」
「あれだけじろじろ見られたら気付きますよ。さっきのキスだって、本気で嫌なら逃げたでしょう?」
拓馬くんは、私の体に手を這わせてきた。服の上から胸を揉みしだかれる。
「んっ…嫌じゃ、ないけど…」
私は拓馬くんの言葉に戸惑いつつも、本心でそう答えていた。私に男性経験はほとんどないけれど、拓馬くんならいいと思えたのだ。
「はは、それなら遠慮はいりませんね」
そう言って笑うと、拓馬くんはそっと私の服を脱がせ始めた。スーツの上着を脱がされ、シャツとブラジャーを外されて上半身裸になる。
「結衣先輩のおっぱい、綺麗だ」
拓馬くんは私の胸に舌を這わせると、その頂を舌で転がし始めた。もう片方の胸は、彼の大きな手で揉みしだかれている。
「あっ…やぁ…」
私はその愛撫に身をよじらせた。誰かに愛されたのが久しぶりすぎて恥ずかしいぐらい感じてしまう。拓馬くんの指が私の胸の先端を弄るだけで、意識が飛んでしまいそうなほどだ。
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