上司にいびられて今日も残業。会社で人気の先輩に助けてもらったけど、それには別の理由があって… (ページ 4)
匠が動くたびに、明日香のナカがキュン、と締まる。
「あんっ、だめ、すぐイっちゃう、からぁ…っ♡」
「…っ!そんな、締めんな…っ、もっと力抜けって…!」
明日香の顔は見たことがないくらいにトロトロにとろけていた。しかし、ナカだけはしっかり匠を締め上げる。
この、オフィスという、普通では考えられない場所で行為をするのは、とてつもない背徳感を覚え、しかしそれがまたスパイスになってもいた。
「ああんっ、ほんとに、だめ、イク、イっちゃ…んんんっ!!」
「はーっ、…っ、だめだ、俺も、…でる…っ!!」
匠が勢いよく痙攣する明日香のナカから自身を出す。
明日香のへそのあたりに、白濁が飛び出す。そして、それをかき消すかのような勢いの噴水が、匠にばしゃっとかかる。
「ああ…あああ…っん、ごめ、なさ…」
「…全く、いけない子だな、お前は…。ほら、一緒に片づけてずらかるぞ」
そう言って、匠はティッシュと水を差し出す。
明日香は白濁を拭きながら自分のしてしまった粗相を見て、顔面蒼白になる。
「ありがとう、ございます…、でもこれ、やばいんじゃ…」
「そんなんしらんふりしてればわかんねえよ。早く行くぞ」
「ええっ…、でも、もう終電なくなっちゃいましたよ」
「バーカ。一緒に泊まるんだよ。ほら、早く」
「あ、はい…って、へ!?」
鈍感な明日香は、彼の恋心にまだ気づいてはいなかった。
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