酔った私にやきもちを妬いた彼、いつもは優しいのに今日はなんだか様子が違う!? (ページ 3)
「するっ、約束、するぅっ!だから、だからぁ…っ」
ついにぼろぼろと溢れ出た涙を、私の必死の懇願を、悠人はどんな顔をして見つめているのだろう。歪に上がった口角は、もしかしたら悠人の閉ざされていた扉を開けてしまった合図だったのかもしれない。
「いい子だね、瑠璃。それじゃあ、ご褒美」
悠人はようやく私の中から指をゆっくりと引き抜いた。どろどろと溢れる愛液で濡れそぼる指は、もしかしたらふやけてしまっているのではないだろうか。そんなことを考えるよりも先に、くち…と触れ合ったお互いの性器の熱ですでに無いに等しかった理性はどこかへと飛んでしまう。
「はや、く、はやく…っ」
膣口が、亀頭にちゅう、と吸い付くのを感じる。触れ合っただけだというのに腰は震え、脚はひとりでに悠人の腰に絡みついていた。
ゆっくりと、丁寧すぎるほどの速さで押し入る快感はずっと待ち望んだもので、パチパチと頭の中で星が弾けた。トン、と辿り着いた行き止まり。赤ちゃんを育てるための部屋の入り口。ポルチオ、っていうんだったっけ。そこに悠人の熱いそれが触れただけで、私は幸福の中に落ちていく。
「〜〜〜〜ッぁあああッ!気持ちいい、気持ちいいっ!そこ、もっと、もっとぉっ!悠人、っ好き、好き、だいすき、ぁっあっあっ、ダメダメだめまたいくっいくっ、イッてるっ!」
トントンと子宮口を甘やかすような腰使いながらも、その力強さは今まで経験したことのない快感を呼び続けていて、はっと意識が戻った時にはイク、イク、と叫び続けていた。
初めは彼の腰に絡んでいた脚も、今は足先がピンっと伸びてぶるぶると震えることしかできない。背中が冷たいのは、知らず知らずのうちに潮を噴いていたからだろう。
「僕も、大好き、大好きだよ、瑠璃。絶対、こんなに可愛い君を誰にも、渡さないっ、大好き、愛してる、瑠璃、瑠璃…」
うわ言のように紡ぐ言葉は愛と幸せに満ちていて、それだけで子宮がきゅう〜っと熱くなって絶頂に絶頂を重ねた。
繰り返されるピストン、幸福感に満たされたまま、私の意識は快感の渦に飲まれていくのだった。
ああ、また、お酒たくさん飲まないとな。
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