クライアントのセクハラに悩む私。枕営業を疑われ、激しくお仕置きエッチされちゃう… (ページ 3)

憂鬱な朝だった。

あのセクハラ部長のところに正式な見積もりを持っていかなければならない。

あれ以来、ゴルフやサシ飲みの誘いをなんとかかわしてきたけど、その度にやっぱり他社に発注すると脅しをかけられていた。

せめてもの救いは、今週がんばれば、航くんとまた会えることだった。

うっかり飲みすぎて失態を見せてしまったにも関わらず、連絡をもらい、週末に会う約束をした。

打ち合わせのアポは11時で、その後、系列のイタリアンレストランで会食の予定だった。

受付を通って指定された応接室に向かう。

部長には先客があり、応接室の外で待っていたら、取引業者らしい男が出てきた。

けっこう好みのタイプかも。

ていうか、航くん?

「…若菜ちゃん!」

航くんの表情がみるみるうちに険しいものに変わる。

「枕営業で契約取ろうとしてる○○企画の新しい営業って、若菜ちゃんだったの?」

「ちょっと何よ、その枕営業って?」

「…担当替えてもらえって言ったよね…」

「そんな簡単に替えてもらえるわけないでしょ。じゃあ打ち合わせがあるから」

私は精一杯の営業スマイルを浮かべて、応接室に入る。

持ってきたプランとデザインのサンプルを説明しながら、航くんとはもう終わったなと思うと、気分は沈むばかりだ。

*****

打ち合わせが終わり、レストランに移動する。

店に入ると、誰かに鋭い視線を向けられたような気がして、店内を見回すと、航くんが不機嫌そうな面持ちでパソコンに向かっている。

なんて偶然、と思ったけど、退職した私の前任者を知っているらしいので、部長がここに連れてきたことがあるのか、とも思う。

嫌な予感は的中し、案内された席は個室。

しかも一番奥の人気のない席で、横並びにテーブルがセットされている。

席に着くなり、ショットグラスに入った透明な液体が運ばれてくる。

「じゃあ、○○企画さんとの契約に乾杯」

「あの…業務中なのでアルコールは…」

「そんなに強いお酒じゃないから」

そう言われて口をつけてみると、甘い香りがしてものすごく強い。

「若菜ちゃん野暮だなあ、こういうのは一気に空けないと」

大した量ではないと思って飲むと、身体が熱くなって、航くんとのエッチを思い出してしまう。

部長の手が太腿に置かれ、スカートの中に滑り込んでくる。

「やめてください」

「あれは媚薬効果のあるリキュールで、飲んだら、エッチに同意したって意味なんだけどな」

そう言うと、部長は敏感なところを探り当て、執拗に愛撫する。

あそこはじっとりと濡れ、クリトリスは硬く充血している。

「あの…ちょっとトイレに…」

「若菜ちゃんって、吹いちゃう子なの?ここで吹いちゃってもいいよ」

部長を押しのけて席を立つ。

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