好きな先輩から電話がかかる中、嫉妬に狂う双子の兄に犯される話 (ページ 2)

「あ、この男、僕嫌いなんだよね」

スマートフォンに表示された、ユキの先輩の名前を見てサキは眉間にしわを寄せる。

「悪い虫は払わないと」

そのままスマホを押すと、通話に応じた。顔認証は一卵性双生児の区別をできない。

「えっ! ちょっと…」

慌てるユキをよそに、スマホからは何も知らない先輩の声。

「もしもし、ユキちゃん?」

「入れるよ」

サキはユキの耳元で囁くと、熱くて硬いソレをぐっと秘部に押し込んだ。先輩が話すスマホはすぐ横だ。

「んっ…せんぱい、どうし、ました」

乱れる息を悟られぬよう、ユキは必死に話す。

「急にごめんね。なんか、声が聞きたくなって」

普段ならうれしくて仕方ないだろうその電話を、今は一刻も早く切りたい。

「あっ、ありがとう、ござい、ま…すっ」

身体と身体がぶつかるパンパン鳴る音が、弱いところを突かれて洩れる吐息が、電話越しに伝わらないことだけを祈るユキに反して、サキは中を貫きながら、きゅっとクリトリスを摘まむ。

「んんっ…!」

思わず嬌声が溢れ、ユキは赤面する。案の定、先輩は心配そうに

「ユキちゃん? 大丈夫?」

声をかける。

「ちょっと、今取り込んで、ひゃあんっ!」

サキのピストンは嫉妬で勢いを増す。

「ま、たっ…あと、でえっ」

何とか電話を切るとサキは

「ねえ、あの男のことが好きなの? ユキちゃん」

冷たい目でユキを見下ろし、その太ももを引き寄せると、さらに強く腰を振る。

「こんなに僕と離れたくないって身体は言っているのに」

ぐいっと腰を引き上げると、目をそらそうとするユキに白く泡立った結合部を見せつける。その間にもユキの気持ちいいところは容赦なく突かれる。

「はあんっ! う、うそ…」

「はあっ、嘘じゃないっ! 中、出すよ」

「だっ、だめえっ…!!」

抵抗も虚しく、精が放たれる。どぷどぷと音を立ててそれは流れ込んでいった。

「ユキちゃんが好きなのは、誰?」

スマホが再び振動する。先ほどの様子を心配した先輩がかけ直してきたのだ。しかし、ユキがそれに答えることはなく、部屋には再びパンパンと身体が重なる音と、ぐちょぐちょと体液が混ざり合う卑猥な音だけが響くのだった。

-FIN-

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