隠してた寂しさを会社の後輩クンに見抜かれて幸せな初体験。初めてなのに…イッちゃいました。 (ページ 5)
背後にあったベッドに私を押し倒すと、物憂げな顔をした優吾が覆いかぶさってきた。
「もう我慢できない。美玖の中に入りたい」
そう言うと優吾に優しくキスをされ、脚を思いきり開かれて…
「!!!」
グッと強い力を秘部に感じたかと思えば体の芯が熱いもので満たされ、突き上げられていく。
「ああっ…優吾…あっ…うぅ…っ」
ヒリヒリとした熱い痛みの後にやってきたのはとてつもない快感だった。
ずっと探していたかのような、あまりにしっくりとくる刺激を受け止めては心の底から呻くような声が漏れた。
「あん…っあっ…あっ…もう…ダメッ…ああああああああ!」
頭が真っ白になって体中がフワッと浮かび意識が遠のいていくような感じがした。
「美玖…好きだよ…美玖」
ぼんやりと優吾の言葉が聞こえたけれど、何も考えられないくらい深く深く快楽に溺れていた。
だんだんと体の感覚が戻っていき、目を開けて愛おしい彼の歪んだ顔を見つめていた。
「俺…だめだ…も…イク…ッ!!!」
汗ばんだ体がピタリと重なり、優吾は果てた。
結び目がほどかれて体が離れると、静けさだけが残った部屋で突然どうしようもなく切なくなって、後から嬉しさも込み上げて来て泣いた。
「美玖…。君はもう一人じゃない。寂しいとき、苦しいとき俺がいること思い出して。どこにも行かない。そばにいるから」
子供みたいに泣きじゃくる私を一晩中抱きしめてくれた。
優吾の親友に私は似ているらしい。その子は大学卒業を目前に心を病み、部屋から出られなくなってしまった。
いつも明るくて、人のことばかり気にかけていて…誰も気づけなかった。
「美玖を初めて見たときに、守ってあげたいと思った。直感でそう感じたんだ」
心の奥に眠る幼いままの私を、優吾は見つけ出してくれた。
「それにしても、なあ。俺ずっと見てたのに全然気付いてくれないんだもんな。美玖センパイは」
むくっと膨れて見せる優吾が微笑ましくて、抱きしめると息もできないくらい激しく口づけあった。
「んっ…こら…優吾っ…あっ…」
まだ覚えたばかりの快感に戸惑いながら、私はずっとあなたに溺れていたい。
温かい体温を感じながらそう思った。
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