義理の弟からの告白を受け入れて、今日も深く激しく愛し合っています (ページ 7)

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 乱れた着衣も整えぬままにベッドの上で抱き合って余韻に浸る。

 壁掛け時計の秒針の音だけが響くなか、廉也がゆっくりと口を開いた。

「佳乃…俺、ずっと考えてたんだけど…」

「なに?」

「そろそろ、オヤジ達に、俺達のこと話してもいいんじゃねえかな?」

 付き合ってますって…と、頬を赤く染める廉也に、佳乃は目を丸くした。

 弟といっても血の繋がりはない。それに二人とも成人しているなら、別に問題はない。このまま秘密にしているのは難しい。

「うん、今夜、話してみようか…」

 きっと反対はされない。そう信じて、佳乃は廉也を強く抱き締めた。

-FIN-

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