車で送ってくれた密かに憧れていた上司に、情熱的に可愛がられてしまい… (ページ 2)

頭がぼうっとして、気持ち良い痺れに身を任せていると、ガタン、と背中のリクライニングが倒されてしまう。

「あっ…あ、だ、だめ…」

ブラウスのボタンに手がかかり、恥じらうように身を捩(よじ)ると、白い首筋に顔を埋めた森谷は笑った。

「恥ずかしがる君も、可愛いよ」

こんなことなら、もっと可愛い下着を着てくるんだったと後悔するが、もう遅い。

ブラジャーのレースが覗いたシャツの隙間から、森谷の巧みな指が入りこんでくる。

胸の形をゆっくりとなぞられただけで、未亜の声はたちまち快楽の色に染まった。

「やっ、あんっ…、そこ、だめっ」

本気の抵抗とは思えない言葉は、森谷の手を止める戒めにはならない。

ブラジャーがたくし上げられて、ふるん、と柔らかそうな膨らみを持ったふたつの果実が露わになってしまった。

両手で優しく、マッサージでもするみたいにこねられて、性感が一気に高まっていく。

ピンク色をした胸の尖りに、むちゅうっと唇が落とされて、車のシートがぎしっ、と鳴るほど背を仰け反らせてしまう。

「ひゃあぁあんっ…!」

ちゅっ、ちゅうっ、むちゅっ。

乳首の先からとろけそうなくらい、唇でつつかれて、時には舌が這って、胸への刺激だけで快感の高みに連れて行かれそうになる。

びくびくと上半身を震わせていると、森谷の指が下腹部を辿っていく。

まだ暴かれていない、タイトスカートの中身。熱く湿っている下着を知られたくなくて、未亜は両脚を閉じて擦り合わせる。

「だ、だめです、そこは…っ」

「ふふ、君の大事なところだ、隠したいという気持ちはわかる。…だが、わかるね? 君の大事な所は、もっと刺激を欲している」

「あ、あぁっ…」

「さあ、力を抜いて。君の恥ずかしい所を…私がもっと、気持ちよくしてあげよう」

森谷のバリトンボイスは、未亜の鼓膜を声音で蕩かしていく。囁かれただけで、魔法にかかったみたいに、身体が言うこときかなくなって、彼の言うことを聞いてしまう。

スカートの中にするりと、節くれだった長い指が堂々と忍び込む。

下着の中は、上半身へのいやらしい刺激だけで、自分でもわかるほど湿っていた。

布越しに森谷の指が湿った部分をなぞりあげると、未亜の口からたまらずといった風に艶声が漏れる。

「やんっ…!」

「ああ、もうこんなに下着を濡らして…。ほら、脱いでしまおうね」

「あぁ…そんな…」

薄いパンティを膝下までずり下ろされる。ひやりとした外気に触れたが、熱く疼く身体には寒さなんて感じない。

恥ずかしいぬかるみに彼の中指が触れると、くちゅり、と濡れた音に反応して、未亜の顔がぼっと火を噴いたように熱くなる。

「おやおや、ここはもう大洪水だ。いけない子だね…」

「だ、だってぇ…あぁンっ!?」

くちゅっ、ぬちゅっ、にちゅっ。

人差し指と中指の腹で、柔らかい縦割れの筋を上下に往復されてしまう。

「あっ、やぁんっ、だめぇっ、そんな、こすっちゃ…、あぁっ、あンっ」

「どんどん溢れてくるね、君のいやらしい蜜が…」

「そんなっ、言わないで、くださっ…ひんっ…だめですっ、そんなにしたら、とまらなく、なっちゃうっ」

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